スポティファイが100億円で「ポッドキャスト番組」と独占契約
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ついにポッドキャストスターの誕生だ。
これまで、多くの音声配信アプリにまつわる期待を煽る記事に辟易された人も多いことだろう。また、米国ではスマートスピーカーが3割以上の普及をするなか、国内ではごくわずか、本当に音声は成功するのか?と懐疑的な人もいたはずだ。
しかし、コロナ渦のなかで、Spotifyのこの1手は大きく影響するだろう。すでにゲーム実況界隈では、Twitch、YouTube、Mildom、OpneRECなど、有名ストリーマーの獲得合戦の様相を呈していることからも、話題作りの中心はすでに配信者だ。
国内に目を向けると、すでにVoicy、Radiotalk、Spoon、standfm、REC.、そしてポッドキャストが熾烈な争いを繰り広げているが、成功者の多くは、自身でオンラインサロンを開くなどの自前マネタイズだ。しかし、それはコアなラジオファンと見られる中高生まではリーチしないだろう。やはり、無料モデルでしかできないこともあるからだ。
Spotifyのこの1手を国内音声配信アプリがどう認識するか。疲弊線はすでにはじまっているかもしれない。コロナ渦が終わってしまえば、注目された音声メディアからユーザーは離れてしまうかもしれない。
自粛解除が広がるなか、国内音声配信アプリ企業に迷っている時間はない。