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余った袋、医療ガウンに 健康イベント中止 大阪の団体が手作り 正規品節約へ 

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中止になったイベントで使う予定だったポリ袋から医療用ガウンを作る事務局の女性=神戸市東灘区で2020年4月22日午前11時31分、荻野公一撮影
中止になったイベントで使う予定だったポリ袋から医療用ガウンを作る事務局の女性=神戸市東灘区で2020年4月22日午前11時31分、荻野公一撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大で医療用ガウンの不足が続く中、健康と環境保護がテーマのイベント「ロハスフェスタ」の事務局(大阪府摂津市)のメンバーが、中止となったイベントで使用予定だった大型のポリ袋を活用してガウンを作り、医療機関へ提供している。新型コロナの陽性(疑い含む)患者に対応する際には使えないが、血液を扱う透析室を含め、手指洗浄を徹底すれば問題のない患者を処置する際に使われている。事務局代表の池谷綱記さん(67)は「医療現場で働く人の命を守ることが私たちの命を守ることにつながる」と話す。

 「備蓄資材で役に立つことはないか」と考えていた池谷さんは、大阪市が医療用ガウンの代用品として「雨がっぱ」の提供を呼びかけたことを知り、「まとまった量があるポリ袋を生かせるのではないか」と思い立った。7月までのイベントが中止になり、ゴミ袋や荷物入れに使う予定だった容量150リットル(縦120センチ、横130センチ)のポリ袋を活用することにした。

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