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レナウンは債権を持つ子会社から民事再生を申し立てられて倒産しました。さらに言えば、レナウンの親会社は中国企業で、売掛金を回収できずに資金繰りに行き詰まっていました。資金を供給すべき子会社にカネを借り、親会社からカネを返してもらえない。謎多き倒産に、帝国データバンクの記者が迫ります。
レナウンの件はこちらの共同通信の記事にコメントしました。要は、百貨店に偏重した「営業重視」型のアパレル企業が行き詰まっているという話です。
https://newspicks.com/news/4907666?ref=user_155240

この記事は、レナウンの異様なファイナンスを「違和感」と表現しているのですが、そこにフォーカスするのであれば、ちょっと食い足りない印象です。興味深いのは、

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レナウンは民事再生法をみずから申し立てたのではなく、「連結子会社に申し立てられた」ためだ。筆者はこれまで20年以上倒産取材に携わってきたが、このようなケースは記憶に無い。
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というところですね。記事でも「親(レナウン)が子に金を貸すのではなく、子が親に金を貸していることからも、グループの金の流れはいびつになっていたようだ」と書かれています。

ただ、なぜそんなことになってしまったのか。こうしたファイナンスを行っている企業はほかにもあるのか。中国企業ではよくある手口なのか。そのあたりを知りたいところです。読者の立場だと無責任になりますが、私も調べてみたいと思います。

※連結売上高の表、単位と通貨が抜けています。修正してもらえれば。
この記事の他に決算報告書など見ましたが、子会社から借入したまま返済しない(できない)、中国の親会社関連の取引で間に入り売掛金を支払われないまま損金算入していたり、「使われた」としか思えない形跡が散見されます。

買収などにより大株主や経営者が変わった場合、なぜその株主はその企業を買収したのか、をよく見て考えなければならないなと思う一件です。

コロナでの売上不振がとどめの一撃になったところからすると、レナウン自体の経営努力も必要だったとは思いますが、株主に良いように使われたのは大きな問題だったのではないでしょうか。外部株主が気付けなかったのが痛いところ。

銀行は気付いていたからなのかわからないですが、長期融資を行なっていなかった模様。もし内情を得ていて避けたのだとしたら英断だったと思います。

役員が頻繁に入れ替わっていたりする企業は注意して見ようと思います。
レナウンの取締役会が、親会社出身者とプロパーに分かれていて意思決定が難しかったから、子会社から申し立てたんじゃないですか。日本で民事再生になっても海外からの債権回収はなかなか難しい。
ダーバンにアクアスキュータムにアーノルドパーマー・・・
正直なところ、まだあったのか!?という印象です。

世界のグローバルアパレルメーカーを見渡すと、インディテックスにしてもH&Mにしても例外なく経営陣は多様性に富んでいます。ユニクロのファーストリテイリングは珍しく男子校ですが(笑)

オジサンだけの経営陣で変化の凄まじいアパレル業界を生き残っていくのはあまりにも無理があるかと思います。
今回レナウンは子会社による民事再生の申し立てという奇妙な手続きを取っています。その内情について、倒産企業を長年追いかけている帝国データバンクの阿部記者による「レナウン」倒産解説です。ご一読ください。
子会社が民事再生を申し立てた、という謎が少し見えてきた。そんなレポートです。親子関係が複雑ですが、中国の親が日本の子を見限った、というだけではなさそうです。再建の過程でそれが明らかになる?
繰り返しになってしまいますが、最大の疑問はなぜレナウンが香港向けに羊毛・綿糸の販売を行っていたのか、行う必要があったのか。誰からどう仕入れてきたのか。ここが最大のポイントではないでしょうか。
この連載について
信用調査のプロである帝国データバンクの記者たちが、NewsPicksだけでお送りするオリジナル連載「こうして企業は倒産する」をリニューアルしてアップデート。話題の倒産を追う「倒産ルポ」、マクロの倒産動向の解説、最新の産業トレンド、独自の特別企画レポートなどを毎週木曜日にお届けします。
株式会社レナウン(Renown Incorporated)は、東京都江東区に本社を置くアパレル企業である。中国の繊維会社大手、山東如意グループ(山東省)の連結子会社。 ウィキペディア

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