テレワークでも意識したい、生産性が上がる「空気の質」とは?
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換気に関しては、2020/4/1〜改正健康増進法の全面施行に加えて、コロナ禍が起きたことにより、飲食店をはじめ多くの事業者様が意識をするようになったと思います。
また一方で、テレワークが増えてきた現代では、自宅環境において換気をすることの重要性も高まってきていると感じています。
なお、換気能力の担保において重要なのは排気風量と給気風量であり、決して「換気扇があるから」や「窓開けたから」だけでは十分でない場合があります。
つまり、排気ではなく給気にも意識を向ける必要があるわけです。
(だいたいの部屋には小さな給気口はあると思いますが、部屋全体の換気を素早く行うには不十分な場合も多いです)
よって換気をするなら窓を開けることとセットで反対側の玄関を少し開けておく、「空気を取り入れる場所」と「空気を吐き出す場所」をセットで作っておくのが重要です。
ちなみに、これは車内の空気の入れ替えも同様で、どちらかの窓を大きく開けると同時にその対角線上の窓も少しだけ開けておくと、素早く換気ができると思います。空気の質が約10%のパフォーマンスに影響する他、室温、ライト、窓の有無、周囲環境、騒音の有無、インテリア、健康を維持する器具の有無、室内への緑の取り入れなどが、生産性に影響を与えるエビデンスがあります。
: https://www.worldgbc.org/news-media/health-wellbeing-and-productivity-offices-next-chapter-green-building
弊社でも医師による生活習慣改善のアドバイスはもちろん、環境の改善法をも処方しています。食事・運動・睡眠といった行動習慣だけでなく社会的環境(労働環境や経済状況)がパフォーマンスに影響を与えることは米国において注目され始めており、『ビヘイビアヘルス』と呼ばれています。(ハーバードでは授業も設置されています)
環境(空間、人間関係、仕事)を変えることで今までなかなか変えられなかった生活習慣が容易に改善できることも多々あります。総合的なウェルネスコンサルが受けたい方は是非ご相談ください〜室内環境を変えれば、業務効率は上がる。
・白色の単色構成を避け、赤色など色を取り入れることが作業効率を上げるには効果的
・換気が良い部屋で生産性が上がるという研究報告が数多くある
オフィスについての記事ですが、在宅勤務でも生かせる内容ですね。リモート会議中なんかは外の音が入らないように閉め切って行うことが多いですが、気候も穏やかになりましたし、定期的に外の空気を入れながら仕事しようと思います。