米、WHO脱退検討も 資金拠出の恒久停止警告
コメント
注目のコメント
この間は中国と同じ額だけ支出すると言い、今度は脱退も辞さないと言ってみたり、もうフラフラしまくり。これまでトランプは色々と国際機関を脅してきたけど、脱退した例は私の知る限りない。WTOもUNRWAも文句は言うけど脱退はしていない。
国際民間航空機関(ICAO)、国際電気通信連合(ITU)、国連食糧農業機関(FAO)、国連工業開発機関(UNIDO)そして西側諸国が辛うじて制したとはいえ未だ記憶に新しい世界知的所有権機関(WIPO)の事務局長を巡る争い・・・ 「中国からの独立性の欠如が明らかになったと指摘」とのことですが、中国が影響力を強める国連機関は増え続けているようです。
米国がWHOへの資金拠出を停止すると宣言したら2年に亘ってその分を肩代わりするかの如き拠出を決めた中国。米国に変わって様々な国連機関を牛耳ることが望むところかもしれません。米国が国連機関を抜ければ中国が米国の穴を埋めて影響力を拡大するのは避けられないところです。単独で中国に対抗する力を持つ米国は自らを縛る国連など無くて良いのかもしれないけれど、軍事的にも経済的にも中国に太刀打ちできず国連至上主義の我が国はどう動くべきなのか。我が国の立ち位置を本気で考えなければならない時が近づいていそうでなんだか気分が落ち着かない・・・ (・。・;朝鮮戦争が勃発した際。国連安全保障理事会への出席をソ連は拒否していました。
「国連安全保障理事会の中国代表を国民党政権から共産党政権に移管する」という戦術の一つだったわけですが…。
で、結局どうなったかというとソ連不在の国連安全保障理事会で拒否権を発動する国がなかったことで、朝鮮戦争において「国連軍」が組織されたわけです。
https://en.wikipedia.org/wiki/United_Nations_Security_Council_Resolution_83
https://en.wikipedia.org/wiki/United_Nations_Command
国際機関から手を引くと自国の国益をむしろ毀損する事例。
とすると、国際機関から米国が手を引くと米国の国益を逆に毀損すると思うのですが。
果たしてどうなるのでしょうね。