三井住友、銀行小型店を拡充 3年で従業員6千人減へ
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注目のコメント
法人取引についてはメガバンクでは昔から事務の集中化を進めて効率化を目指してきましたが、今回は各行が試験的に進めてきた資産運用特化の小型店を拡充する動きです。首都圏の一等地に小型の店舗を見る様になりましたよね。
人員を削減するとのことですが資産運用の分野で求められる人材の給与は事務職よりも高いことから人件費自体の圧縮は限定的になる可能性があります。
また、資産運用の分野では証券会社などの競合も多い一方でリアルな富裕層はUBSやクレディスイスなどの外資のプライベートバンクにおさえられているのが現実ですので収益を伸ばすのも簡単では無いと思います。これは運営コストを減らすなどという
後ろ向きな話ではない。もはやコモディティ化
してオンラインに取って代わられる業務から、
資産運用など高付加価値が期待できる業務への
シフトが鮮明。
いわば業態転換を図ろうという意思が伝わる
よい流れだと前向きに受け止めるべき動きです。ネットでできるもの、ATMでできるものは、店頭では取り扱わず、付加価値となることにコストをかける、という動きは加速していくだろう。 プライベートバンキングまではいかないが、資産運用の相談をするのなら気軽に足を運べる店舗が有利。 商品はどこもそれほど差がないので、リアル店舗の利便性と敷居の低さ、コールセンター・店頭の社員の質で差別化を狙う。 オンラインの使いやすさは必須条件かと。