[18日 ロイター] - 米娯楽大手、ウォルト・ディズニー<DIS.N>の動画配信サービス「ディズニー・プラス」を統括してきたケビン・メイヤー氏は、ディズニーを離れ、中国の北京字節跳動科技(バイトダンス・テクノロジー)の短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の最高経営責任者(CEO)に就任する。両社が18日発表した。

就任は6月1日。メイヤー氏は、バイトダンスの最高執行責任者(COO)も兼任する。

メイヤー氏は昨年11月のディズニー・プラスのサービス開始を成功に導いたが、ディズニーが今年2月に発表したCEO人事で次期CEOに指名されなかった。

ディズニーはダイレクト・トゥー・コンシューマー&インターナショナル部門のトップだったメイヤー氏の後任に、レベッカ・キャンベル氏を指名した。

ティックトックは若者の間で人気が高いが、運営会社が中国企業であることから、米政府と議員は安全保障面などへの懸念を示している。

対米外国投資委員会(CFIUS)は昨年11月、バイトダンスによる米動画アプリ「Musical.ly」(ミュージカリー)買収を巡り、国家安全保障上の脅威がないかどうかの調査に着手。共和党のジョシュ・ホーリー上院議員らは、連邦政府職員が政府支給の携帯電話でティックトックを使用するのを禁じる法案を提出した。

ホーリー議員によると、ティックトックは以前、同社幹部が中国にいることを理由に米議会で証言できないと説明していた。同議員は18日、メイヤー氏のティックトックCEO就任のニュースを受け、「新たなCEOは米国に住んでいる。彼が宣誓した上で証言するのを楽しみにしている」とツイッターに投稿した。

*内容を追加します。