アメリカ22都市の市長、芸術分野への追加支援を議会に訴え

コメント

注目のコメント

• ジョシュア・W・ ウォーカー

  ジャパン・ソサエティー（米国・NY） 理事長

  ・2020年05月19日

  日本において、芸術・文化への支援を語るとき、従事者支援の側面のみで語られることが多く、不要不急の論理から支援への理解が広がらない場合がある。しかし、芸術・文化を俯瞰して捉えるとき、それは「経済」の問題であり、「都市」としての活力の問題でもある。
  
  ニューヨークを“ニューヨーク”たらしめているのは、ブロードウェイに代表される商業舞台の存在だけではなく、むしろ規模も内容も多様な非営利芸術団体やコンテンポラリー・アーティストたちの圧倒的な存在にある。彼らは街に多様性と刺激、新たな価値観をもたらし、ニューヨークの街に多大な活力と教育効果、そして経済効果をもたらすと同時に市民の精神面をもサポートしている。