パナソニック、今期業績予想は未定 下期には販売高昨年並み想定
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日米欧はともに低迷期に入り、パナは主戦場では苦しくなるだろう。
中国では依然として攻めの姿勢を示している。とくに地方政府の連携で業務の拡大、新規業務の開拓をしている。それはある程度は期待できるだろう。
マクロが厳しいなか、個別企業の業績はどうしても影響を受けるが、
中国ではIT関連の機械がよく売れている。パナのパソコンなどは本当に中国では売るか。
さらに自動車はどんどんEV化している。それに合わせて中国EV車とはどんな関係を作るか、
さらに医療の分野では大きく成長するが、パナの医療を中国に持ってくる気はあるのか、
いろいろやれるが、経営判断の面ではパナの姿勢は中国でははっきりしない。
ほんとうはもっと積極的に攻めるべきだが。パナソニックはコロナがなくても選択と集中がうまくいっているようには見えませんでした。そこにコロナがきて、さすがに業績は予想できないでしょう。コスト削減は当然です。今期は体質の強化に注力するしかないのではないでしょうかね。