コロナ直撃、GDP年3.4%減 日本経済、低迷長期化避けられず
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2020年1~3月期GDP ▲3.4%(年率換算、前年同期比)→2月中旬頃からコロナが影響し始めた。
2019年10月〜12月期GDP ▲7.1%(年率換算、前年同期比)→消費増税
上記数字を比較すると、いかに消費増税が経済に悪影響を及ぼすのかを痛感する。
注目のコメント
だからこそウィズコロナでどうやって経済をソフトランディングさせていくのかが決定的に重要な論点であるにもかかわらず、自粛を解除した地域を指さして人手が多いと言って見たり、協力的に自粛している大方の人々を念頭に置かず「緩んでいる」と言って見たりしているのが現状です。
本番はQ2の仕上がりであり、大幅悪化は既定路線としても、6月に解除をして経済を走らせれば傷は多少マシになります。大阪を見ましょう。感染拡大は自分の責任だと事前に銘打ちに走り出しました。あれがリーダーたる政治家の仕事だと思います。だからこそ支持率も圧倒的について来ているわけです。事前予想ほど大きな減少幅ではありませんでした。ただ、経済活動が急激に落ち込んだので、その動きを統計がしっかり補足できているかという問題があります。例えば、個人消費の内訳をみると、サービス消費が前期比▲2.3%という小幅な落ち込み(前年比でも▲3.2%)。本当にこの程度の落ち込みで済んだのでしょうか? 推計が難しい設備投資も、事前予想ほど減少しませんでした。個人消費と設備投資は今後大きく修正される可能性があるので、今回のGDP統計は一定の幅をもって見ておく必要がありそうです。
コンセンサス上振れも、4-6月期の大幅悪化が確定的なため、マーケットも反応薄と言えるでしょう。
そもそもコロナの影響が本格化したのが3月以降で、緊急事態宣言は4月以降ですから。
景気動向をより早く把握したいのであれば、PMIや景気ウォッチャー調査を見たほうがいいです。