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【秘録】孫正義が、もっとも触れたくない「公開文書」

NewsPicks編集部
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    リブライトパートナーズ 代表パートナー

    これはウォール・ストリート・ジャーナルの記者からの質問により引き出された発言。毎回見ていると総じて日本の記者よりも外国メディアの記者の質問の切れ味が良い印象。日本の記者は「どう思うか」という感情論、抽象論を聞く質問が多いが、そんなものはいくらでも作文できる。このWSJ含めて外国記者はデータやファクトを引き出すQAが多く感じる。

    一般論として、日本人は借金にネガティブで、慎重で、口うるさく、世界スタンダードは是々非々でやる。これは個人の人生でも、企業経営でもそう。

    違いは何か。成長前提社会か否か。
    乱暴に言って成長するなら借金は是、将来得べかりしものを先取りして今に役立て、投資して余剰を増やす。これを人生においても企業経営においても世界はみな行っている。30年間全く成長しなかったので今後とも成長しない、むしろ凹むことが所与の前提である日本人は借金は悪とみなされる。

    とはいえ日本ではオーナー経営者、特に成長前提の新興上場経営者の多くは株担保ローンを行っている。ただし、まだ規模が小さい会社はボラが大きく、追証を食らって沈んでいく経営者を何人か見てきてはいるが、それは本質としては借入で失敗したというより、事業成長に、経営に失敗したというジャッジがフェアだろうと思う。
    その意味でこの程度は孫さんならかすり傷にもならないだろう、という判断ではなかろうか。
    私はいつもと違う孫さんの陰鬱会見の理由はそこにはないと思う。


  • NewsPicks 編集委員(ニューヨーク支局)

    孫さんが、プライベートで5000億円の借入をしているーー。今週月曜日(5月18日)の2019年度の決算会見で、じつはもっとも衝撃的なニュースだったのは、1.4兆円の最終赤字より、孫さんがこぼした何気ないこの一言だった可能性があります。

    実はカリスマ社長としてソフトバンクグループの大株主(22.1%、共同持ち株を含めると27%ほど)である孫さんですが、この5000億円の融資のために、その70%ほどを銀行などの担保に差し出しています。当然ですが株価が上がっていれば、何の問題もありません。問題は、株価が大幅に下がって、担保価値が大幅に減った時です。

    折しも3/19は、ソフトバンクGの株価が歴史的な下がり方を見せました。大量保有報告書によれば、孫さんはもっと担保を差し出すか、もしくはキャッシュを捻出して借金を返済しなければ、命の次に大事な、この持株を売却処分されるリスクが顕在化してきていたのです。その直後、最大2兆円の自社株買いを電撃発表したのは、なぜでしょうか。

    孫正義のオーナーシップの危機について、公開文書のデータをベースに読み解きます。ぜひご一読ください。


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    株式会社BookBase CEO

    孫さん、そしてソフトバンクGは金融を武器にして飛躍的な成長を遂げてきたわけですが、だからこそそれが生命線であり、そこに陰りが見えると途端に追い込まれてしまうという面もあるという話ですね。

    まず、そもそもの話ですが、僕は会社のオーナーは株式を持っている人の物であるというこの考え方自体が会社の経営においてよくない部分があると思っています。
    株を中心に会社を考えた場合、企業は株価を高め、配当を出すことに躍起になってしまいます。これを続けてしまうと、企業は本来直接顧客となってくれるユーザーの方を見ずに、株式市場と投資家ばかりに目を向けて、そちらへのパフォーマンスばかりすることになってしまう。これが健全かというと僕はそうじゃないと思います。

    タイトルにある「会社は誰のものか」というのに答えるのであれば、「会社はそこに属する人たちみんなの物であり、その存在意義は顧客となるユーザーへ価値を与えることにある」だと思います。

    株価が乱高下することで外野から過剰に反応されることに孫さん自身が嫌になってるのかもしれませんが、そこを武器にしてきた以上そうなるのは仕方がないことなのかなと思います。記事内で柳井さんは株式の大半を持っていて良いなみたいにありますが、ファーストリテイリングはファストファッションを通して社会に価値を与えることを存在意義としてきた会社ですから、そこをうらやましがるのであれば、ちゃんとソフトバンクGにお金を払ってくれている顧客に向き合う必要があるのだと思います。

    株価っていうのはどこまでいっても後付の物でしかないと僕は思います。
    顧客に向き合い、社会に向き合い、どこよりも価値を提供していれば、自ずと会社の価値は上がっていく。その理想を追い続けるのが会社の長たる者の役目なんじゃないのかと思います。


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