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ちなみにその『semi-public』の代表格として茶室があり、今年はよく茶室の話が出てくるような気がしてます。
>>癒しを求める人は、相手の顔がわかるくらいの、小規模のクローズドな共感できる人だけのコミュニティーへと移行しています。
エリックの感性はアーティストならでは。どこかわかっていても言葉にできない、もやっとしたものを繊細に表現しています。これからは、癒しと共感のないビジネスは、見向きもされず価値のないものになると思います。
しかし、当然だが人々が求めるものは多様なので、一つだけの答えはない。
ただ、言えることは、現在求められているもので必要となくなるものが多くあることだ。もし、リモートワークやリモート授業がある程度定着する社会になれば、嫌な人に会わなければならないというリアルな人間関係でのストレスに対する癒やしの必要性は減る。
また、リモートワークになって減ると思われる、「管理のための管理」業務によって発生するコミュニケーションストレスの解消手段としての歓楽街等のサービスも、今ほどの需要は見込めなくなるだろう。
かといって、皆が皆家でヨガをやりたいわけではないし。
動画よりリアルタイムやインタラクティブというけれど、それもものによるきがする。
結局、どんな仕事をしてどんなストレスを感じ、どれだけ稼いでいるかで大きく変わってくる。当たり前だけど。
末期癌患者のカウンセラー、キュブラーロスの「グリーフサイクル」モデルというものがあり、
人は強い不安や恐怖を受けると心理的変化が生まれる。その事実を受け入れるのに下記5つのステップを踏む。
1. 否認 : コロナは対岸の火事、人事だと考える
2. 怒り:他責または自責が起こる。コロナ化では政治への怒りや、自粛警察による誹謗中傷
3. 抑鬱:気分が落ち込み、自殺率が増える
4. 冷静:受容に向けて気持ちを整理し始める
5. 受容:事実を受け入れて適用モードに入る
まさに今国民は怒りの状態にあり、この先待っている抑鬱に飲み込まれないように事前に手を打っておくことが大切です。
うつ状態を防ぐにはとにかくセロトニンをたくさん出すこと。運動(朝散歩)、睡眠、瞑想がおすすめです。
本当にそう思います、新型コロナウィルスによる自粛により、人々の心はじわじわと荒んでいっています。
そんな時に必要なのが「アート」などによる癒やしなんですが、今の日本では、そんな大事な「アート」を社会がケアできておらず、単にアーティストに甘えるだけで、下手をすると、「アート」を絶滅に向かわせかねない状況にしてしまっている気がします。
確かに海外でも似たような傾向もありますが、米国や欧州では、日本ほど「他人事」という風潮ではないように感じるのは、私だけでしょうか?
一日も早く、日本の街中にも「アート」が戻ってくる日が来ることを西海岸から祈っています。
※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません