世界の感染者450万超す 新型コロナ、各地へ拡大
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100年前のスペイン風邪は全世界で死者2000万人~4500万人が定説でしたが、現在では超過死亡から推計すると1億人近いのではないかという説が有力です。当時の世界人口は約20億人程度ですから現在に当てはめると人口比で3億5千万人程度ということになります。
当時に比べると、衛生状態、栄養状態がよくなった国は多いでしょうが、予防、治療薬の決め手がまだないという意味では、現在も100年前と変わらないのです。マスク、手洗い、三密禁止は100年前でもやっていました。
確かに人工呼吸器やICUなど当時はなかった高度医療が現代にはありますが、患者数が増えて医療崩壊すれば、そういった手当を受けられるのは幸運なほんの一部です。そしてそのキャパシティは感染症の規模に比べるとごく僅かですので、100年前と同様に自宅療養が大半になるでしょう。
そう考えると、今回の新型コロナはスペイン風邪のようにはならないという根拠が見当たらないのです。もしスペイン風邪の1/10程度の被害が出れば3500万人の死者、つまり現在の10倍程度は被害が広がる可能性はあると思います。
想定次第で準備が変わりますのでよく考える必要があるのではないでしょうか。