[14日 ロイター] - 日産自動車<7201.T>は14日、北米事業のトップを務めるホセ・バルス副社長(北米日産社長)が一身上の都合で6月15日付で退任すると発表した。今後は北米日産のジェレミー・パパン氏が同事業を率いる。

ロイターは4日、日産は米国や中国、日本に経営資源を集中させるため、欧州など他の地域の比重を減らす見通しだと報じていた。

関係者によれば、事業再編計画の詳細は28日にも発表される予定。カルロス・ゴーン前会長による積極的な拡大路線の修正にとどまらない内容になるという。