【入門書】リモートワークに効く「コミュ力」を鍛える5冊
【1】会議で「伝える力」を高める
【2】抽象表現の妙技を学ぶ
【3】チームの停滞感を払拭する
【4】有事に強い人(組織)になる
【5】言葉と思考の関係を知る
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語彙の多さが思考の幅を広げる。伝わるコミュニケーションとは、抽象と具象のベストバランス。本は読むだけではなく、自分で解釈して、持論化してこそはじめて知恵となるーーなどなど。
コミュニケーションを磨くだけではなく、読書術としても有効なアドバイスが満載です。ちなみに荒木さんの取材のあと、私も大好きなラフカディオ・ハーンの「日本の面影」を本棚から取り出し、再読しているのですが、本当に何度読んでも美しい表現の連続なのです。
横浜港に降り立って人力車に乗って街を観察するハーン。車夫の「タイツのような」股引に驚き、日本の小さな家は「妖精の国のよう」。日本の街は濃紺、明るい赤、白に満ちているが、なぜか緑と黄色はないなど描写が細かく、まるで映画を見ているかのように、著者の感激を追体験できます。まさにこういうことが表現であり創造なのだと感じます。
NewsPicksにコミュニケーションをテーマに取材いただきました。
短期的なスキルやテクニックを期待されると多少肩透かしかも知れないですが、いずれも味わい深い本を紹介しています。
期せずして前日の澤 円さんからバトンを受け継ぐ形になってます。澤さんの記事も面白かった!
ジョージ・オーウェル著『一九八四年』と、伊藤羊一著『1分で話せ』が並列される面白さ。
「語彙の豊富さと思考の豊かさは比例する」というのは本当にそう。
語彙は、自分の中では生成されないから、本を読むか、刺激的な人の話をインプットし続けるしかない。
「本を読んでいない人間とは話す気にならない」
「100冊読んでから、意見を言え」
と、先輩に言われたのは、平成の時代のよき思い出です。
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