ソニー、センサーにAI機能を搭載した世界初「インテリジェントビジョンセンサー」
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注目のコメント
これ、楽しみ!
今は1万~2万円と、センサーとしてはかなり高額。ただ、センサーに直結していると、ネットワークにつなげなくて済むのはもちろん、リアルタイム性が上がるはず(メモリ一体型センターとか、一体型の強み)。
リアルタイム性が上がって初めて出来る処理とか、制御系だと多いと思うし、大量に使ってもネットワーク負荷が少ないというのは、付加価値のネットワーク・サーバーサイドからデバイス・センササイドへの移転。記事・プレスに事例として出ている小売より、製造業現場とかの方がさらに未来が開けそう。あとは自動車か。
センサとロジックを積層しているので、そのパッケージング付加価値も高そう。
プレスリリース:https://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/202005/20-037/1兆円ビジネスに成長してきたSONYの半導体部門から、革命的なプロダクトの誕生な気がします。
私のいるドローン業界でも、にわかにエッジドローンという言葉を耳にすることが多くなってきました。本体とは切り離されたアタッチメントとなるカメラのセンサー側で情報が処理されるのであれば、様々な機体に取り付けられため、機体に縛られることなくユーザーがメリットを享受できそうです。
ドローンマニュファクチャー最大手の中国DJIも、カメラ周りのセンサーはSONY製を使用しているので、これがドローン業界のニュースタンダードになるやもしれません。
「もはや目の前の光を捉えるだけのセンサーではありません。目の前の光から必要な意味、情報を捉えるセンサーなのです。」エッジコンピューティングの流れ。これは情報処理の「アタマ」を誰が持つかという問題で、センサーは情報を取るだけと思われがちですが、そこに「アタマ」を付けました、という話です。
カメラで撮影する動画は、そのままだとデータ量が膨大なので用途に応じて必要なデータを取捨選択する必要があります(監視カメラを想像するとよくわかると思います)。その処理がセンサー単体で可能になり、ユーザー側で書き換えやアップデートも可能とのこと。「高性能プロセッサや外付けメモリー不要」とのこと。