この連載について
ビジネスや働き方が多様化し、正解がない時代に、自分を信じて一心に仕事をする人たちがいる。そこにあるのは独自の「哲学」だ。仕事人のヒストリーをたどり、道標となった哲学を浮き彫りにしていく。
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ロート製薬株式会社(ロートせいやく、英称:ROHTO Pharmaceutical Co., Ltd.)は、大阪府大阪市生野区巽西に本社を置く日本の製薬会社である。東京証券取引所のプライムに上場(証券コード:4527)。 ウィキペディア
時価総額
5,562 億円
業績



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消費が動き出した今、再び「マーケティング」が注目されている。
P&G、ロート製薬、ロクシタンジャポンで、数々の売り上げ記録を樹立し、2017年にスマートニュースに参画。圏外だったアプリランキングを1年後に1位まで引き上げるなど、「結果を出すマーケター」として知られる西口一希氏。
意外にも、そのキャリアは華麗な成功録でなく、失敗経験から得られた学びの蓄積だったという。「9segs(ナインセグズ)モデル 」「N1分析」など独自の顧客戦略理論を携え、新たな挑戦を続ける西口氏が初めて語る「仕事の哲学」とは。(全7回)
■第1回 結果を出す神マーケターは「顧客一人」を分析する
■第2回 P&G「パンパース」過去最高シェアを記録した提案
■第3回 「パンテーン」大ヒットから一転、奈落の底へ
■第4回 「ヴィダルサスーン」を蘇生させたシンプルな方法
■第5回 ロート史上初100億円超ブランド「肌ラボ」の育成
■第6回 自分を想定、男のニオイを落とし切る「デ・オウ」
■第7回 スマートニュースをアプリランキング1位に成長させる
だから認知率や購入経験率、離脱率などKPIが応用できる。トライアルが足りてないのか?トライアルされていても継続してないのか?昔からの顧客が流出してるのか?フォーカスが決まったところで泥臭く徹底的にN=1分析。
弊所のアプローチも近いところあります。フォーカスの切り口こそ命。問いこそ命。そこが絞れてないと、適切なN=1に会うことができても、キラークエスチョンが繰り出せない。
マーケティングプラクティスの世界ではもはや大御所の西口さん。しかし彼が提唱しているN1や9Segsという”How”以上に大事なのは、ご本人がおっしゃるよいに:
“売りたいものをどう売るかではなく、想像の産物でしかない「顧客」ではなく、本当に生きている名前のある「顧客」が今欲しいと思っているものを(無意識のニーズも含めて)、顧客が望む形で、差し出せるかどうか。”
という姿勢だと私は思います。
恐らく
“売上高の目標はそらで言えても、「あなたの事業が100%シェアを獲得すると顧客の数は何人ですか?」「現在の顧客層数は何人ですか?」「昨年、離反した顧客数は?」という問いに即答できる経営者はめったにいません。”
という言葉にドキッとする人は多いでしょう。しかし、これこそ、自身が上記のような姿勢でマーケティングを捉えられているか、さらに言えばマーケティングを本当に企業経営課題として捉えているかどうかを見分ける問いなのです。
明日以降も楽しみです。
西口さんのマーケティング論は、経営や商売に通じる本質的な考察と、実行レベルで体現しやすいフレームを提供してくれます。
ドラッカーの言う「企業の目的とは顧客の創造」であり、「顧客の創造のためにはマーケティングとイノベーションが必要」という言葉の通り、マーケティングは企業活動の重要な役割を持ちます。
しかしながら、マーケティングの定義は曖昧で、マーケティングの真の意味を追求する会社が少ないのも事実。
本特集からたくさんの学びがシェアされることを期待しています。
マーケットサイズ・ターゲティング・ セグメンテーションをきちんとできているプランは意外と少ないのが現状。
ご出版された著書には付箋を貼りまくってしまいましたが、今回の連載も目次を見るだけで早く読みたくなります。楽しみにしています。
at Will Workのカンファレンスづくりも、一人の参加者を徹底的にイメージして作りました。そしてカンファレンスづくりに参加悩む人たちも毎回同じ話をしています。