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注目のコメント
マーケターとして数々の輝かしい実績を持つ西口一希氏の連載をお届けします。
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消費が動き出した今、再び「マーケティング」が注目されている。
P&G、ロート製薬、ロクシタンジャポンで、数々の売り上げ記録を樹立し、2017年にスマートニュースに参画。圏外だったアプリランキングを1年後に1位まで引き上げるなど、「結果を出すマーケター」として知られる西口一希氏。
意外にも、そのキャリアは華麗な成功録でなく、失敗経験から得られた学びの蓄積だったという。「9segs(ナインセグズ)モデル 」「N1分析」など独自の顧客戦略理論を携え、新たな挑戦を続ける西口氏が初めて語る「仕事の哲学」とは。(全7回)
■第1回 結果を出す神マーケターは「顧客一人」を分析する
■第2回 P&G「パンパース」過去最高シェアを記録した提案
■第3回 「パンテーン」大ヒットから一転、奈落の底へ
■第4回 「ヴィダルサスーン」を蘇生させたシンプルな方法
■第5回 ロート史上初100億円超ブランド「肌ラボ」の育成
■第6回 自分を想定、男のニオイを落とし切る「デ・オウ」
■第7回 スマートニュースをアプリランキング1位に成長させる楽しみな連載です。西口さんのN1分析や9セグのフレームワークは実務の中でそのまま役に立ちます。9セグの縦横の軸は、消費者調査をやる際にしっかり質問項目を考えれば要素としては必ず入ってる軸でしたが、この二つだけ考えれば良いのだ!と言い切れてフレームワーク化したのがブレークスルーと感じます。消費者を見る際は「行動」と「認識」をセットで見るのが大切ですがこの縦横はまさにそうなっていること、縦軸はNPS的に「人に推奨したいか」というのもよくありますが、端的に自分が次回買うか、という方が売上に直結してよく分かります。ただし、注意が必要なのは、調査をしてこの9セグに人数を割り振っただけでは何も生まれないこと。どこのセグメントをどう動かしたいかはブランドのおかれた状況や、意志が多分に入ります。どんなフレームワークでもそうですが、フレームワークに使われることなく、如何に使いこなせるかが大事ですね
これはすごく良連載な予感がします。9segsモデルはそのまま、「どこにマーケティング上の課題があるのか、お前は本当に分かっているか?」という問いかけになっている。
だから認知率や購入経験率、離脱率などKPIが応用できる。トライアルが足りてないのか?トライアルされていても継続してないのか?昔からの顧客が流出してるのか?フォーカスが決まったところで泥臭く徹底的にN=1分析。
弊所のアプローチも近いところあります。フォーカスの切り口こそ命。問いこそ命。そこが絞れてないと、適切なN=1に会うことができても、キラークエスチョンが繰り出せない。