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水増しの2割削減では効果は薄い。スペイン工場(能力17万台)閉鎖は真水の削減でポジティブだが、それ中心ではいかにも小規模。ルノーとの部品共通化70%はCMFプラットフォーム戦略の一環として既定路線。

「背に腹は代えられぬ」ということだろうが、工場相互利用で効率改善を図るのはポジティブ。ただし、魂を入れるためには、相互の信頼関係の再構築が不可欠だ。
日産のスペイン工場、下記を見ると2019年の生産台数は6.5万台(①)、Renaultはメインはバリャドリッドだと思うが、2018年は23.5万台(②)。大部分はジュークベースのキャプチャーというモデル。
https://s.nikkei.com/2Wy72Rf
https://bit.ly/3fNFDlP

これから日産・ルノー・三菱で工場最適化が進むのだろう。一方で、そこは合理だけで多分進まない。合理だけで進むにはトップダウンが必要だが、今はそのトップが多分いないし、各国の政府の思惑も、各社の思惑もある。
上手く進んでくれるといいと思うものの、外部から見える表面的な状況としてはトップダウンで身を小さくするには逆風の経営体制。
20年3月期の決算報告の前に人員削減や工場閉鎖計画を小出し

決算報告内容がどれほどヤバいのかがよくわかる
手ぶらじゃとても発表できないのだろう
生産能力削減のキーは人減らしです。身を切る改革をどこまでできるかどうか。
一方でゴーン改革もそうでしたが、こうしたリストラの姿勢が従業員のやる気を損ねたり、「ルノーのクルマを作りたくない」エンジニアなど優秀な人材が流出しかねません。内田さんらは難しい舵取りを迫られています。
工場閉鎖の前にできることがあるだろ!と言われる状況ではない。苦肉の策でもやるしかないと思う。
しばらくは過酷な時期が続くが、日産とルノーが中長期でどう変わろうとしてるのか、意志を共有できていればきっと成し遂げることができるはず
単独で生き残るのは難しいだろう。
自動車大手。ルノー、三菱自動車との連携により事業の効率化を図る。電動化推進を2030年までの長期ビジョンに据え、ラインナップ拡充に取り組む。運転支援技術やコネクテッドカーシステムにも投資。
時価総額
2.42 兆円

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