新着Pick
596Picks
Pick に失敗しました

人気 Picker
ラグジュアリーブランドの従来のハイペースなコレクションサイクルは、デザイナーを消耗させていましたし、商品の寿命を短くし、廃棄を生むという負のサイクルを生み出していました。
今、コロナによって、強制的にサイクルが切られました。それによって、これまでの商習慣を振り返り、コレクションを絞るという決断をしているブランドも出て来ました。
コロナによって起きるファッションビジネスの変化、それによってビジネス構造そのもの、プレイヤーの淘汰がどのように起きて来るのか、服飾史を研究されている中野香織先生に話をお聞きしました。
本日から3日間の連載です。ぜひご一読ください。
「この際、ドラスティックにシステムを変えるチャンスと見なすべきではないでしょうか。」
どの業界でもポストコロナ/withコロナのドラスティックな戦略見直しが求められますが、アパレルは特にそうだと感じます。
中古市場のさらなる盛り上がり、レンタルベースの"wardrobe on the cloud (クラウド上のタンス)" など新しいファッションの選択肢が更に進むことに期待してます。
『──中野さんが考える「良いインフルエンサー」の条件とは?
センスの良し悪しで定義するのは難しいですね。それよりも、どれだけ「人に共感してもらえる価値観」を貫いているかだと思います。』

フォロワー数を誇るのではなく自分を隠さず等身大でありながらも、世の中に迎合せず自分のスタイルを貫く。newspicksも同じでこういう人が多いと面白い。
ファッション・ビジネスのこのような潮流はコロナをきっかけに早めたとは思いますが、コロナがなくとも早晩実現したと思います。

私は、ファッションは、ラグジュアリーブランドかファストファッションに2極化すると見ています。

記事の中でも若者が中古市場を支持している点に触れられていましたが、中古市場へ売れるような価値が落ちにくいブランドと1シーズンでポイ捨てするファストファッションを上手に使い分けていくでしょう。

いまはしんどいラグジュアリーブランドもコロナ後に消費マインドが戻れば揺り戻しがあるでしょう。もっともしんどくなるのは、そのどちらにも属さない中途半端なブランド・アパレルだと思います。

もっとも、さらに長い目で見ていくと、ラグジュアリーブランドかファストファッションかという二択でもなく、世界中で小規模クラフトビールが飲まれているように、ファッションもD2Cアパレルを含めてものすごく多様化していくのだと思います。
外出が減るとこんなにも服がいらないとは思わなかった。逆に外出頻度が減ると、せっかくだから良いものを着たいと思います。あおオンライン会議が多いと、トップスは欲しいけど、パンツはいらないみたいな発見の数々。
時代を象徴するファッションは廃れて欲しくないな、と思います。ベーシックなものはさておき、アフターコロナのファッションは、ディオール風に華やかなものになるのか、創業シャネル風にナチュラルになるのか。楽しみです。

トレンドはやはりアパレルファッションから生まれて欲しい。
今年、講演や食事会用に購入した春物は一度も袖を通さないままでした。
ヒールもほとんど履いていません。

打合せやセミナーもオンラインの比率が上がると、質感の良さを感じる上質なものより、手頃なのもので良いと考える人が増えそうです。
その分、オフラインで会う時は勝負服という発想になってメリハリが付くのか、それとも、オンラインでもオフラインでも手頃なもので良いという発想になりファッション自体への支出が増えるのか注目したいところです。
カジュアルとラグジュアリーの二極化は数年前から起きていたはず。
ラグジュアリーとカジュアルをさらに細分化して、細かいクラスターが生まれるのがSNS全盛時代だと考えています。
この連載について
まるで預言者(プロフェット)のように、新しい時代のうねりをいち早く紹介するNewsPicksのインタビュー集。本質を見抜く視点を毎週つむいでゆくことで、ちょっと先の未来を覗こう。