ゼンリン、世界初の「空の3次元マップ」を作る訳
東洋経済オンライン
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空域情報は必須ですがドローンは海外製が主流なので、海外でどうやるかでしょう。日本人の「几帳面スタンダード」を変える必要はないですが、ズボラな国民性の国でもデータを更新できる仕組みとか外国人基準の運用がどの程度念頭にあるかが気になります。航空系ビジネスはどんな形でもグローバルスタンダードを取ることが視野にあるのかが重要だと感じます。
ドローン業界に身を置く者から言わせていただきます。
まずゼンリンのように地道に足を運んで地図を作る会社が、「空の三次元マップ」を作るというのは安心材料です。アメリカ連邦航空局も3Dマップ化を目指していますが、現在は地表から高度◯フィートまで対象物があるというのが非常に大雑把にわかる程度。
一方で、2022年度開始が見込まれる「有人地帯での目視外飛行(通称レベル4)」は、東京や大阪などの都市部ではなく、まずは地方限定で始まるものと予想されます。
では更に先の2025年度くらいにどうなっているかと言うと、宅配などで使用される産業用ドローンは、すでにドローンのハード側で相当優秀な対物センサーが搭載されており、そこまで高精度なマップに依存する必要性もないものと考えています。
先週発表されたDJIの最新機体は、ドローンに搭載された3つのレーザー計測器で、半径1200mの距離をカバーしながら飛行可能です。
ドローンがどのように世界を見ているかが気になる方は、アメリカのSkydio社の情報をみていただくと、とても分かりやすいのでお勧めです。
https://medium.com/skydio/inside-the-mind-of-the-skydio-2-b1b78aa6dfa7