【警鐘】「ZOOM学習」は万能ではない

2020/5/24
オンライン教育をしないと、もう間に合わない──。
新型コロナウイルスの影響で、急遽、号砲が鳴らされた日本のオンライン教育。今や、学校現場も、教育産業全体も、新たなデジタル学習確立へ大わらわになっている。
だが、その中で、安易な導入へ警鐘を鳴らす声が上がっている。
その声の主は、武蔵野大学中学校・高等学校、武蔵野大学附属千代田高等学院の2校の校長を務める日野田直彦氏だ。2014年に、大阪府の公立高校の校長としては最年少(36歳)で就任するなど、イノベーティブな教育方針で名を馳せてきた改革派の教育者だ。
「素人がライブ授業をするのはムリがある」「リスクマネジメントができてない」
NewsPicksは、こうした現状でのオンライン授業の問題点を指摘する日野田氏に直撃。その真意を聞くとともに、コロナ後の教育への展望を聞いた。

一人も絶対に見落とさない