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廃プラ削減へ具体策、検討始動 30年に再利用倍増

日本経済新聞
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    日本IBM サステナビリティ担当 シニア・マネージング・コンサルタント

    審議会を傍聴しました。タイトルに「廃プラ削減へ具体策」とありますが、実態としては削減が話題の中心ではなく、リサイクルに関する発言が多かったです。

    日本のプラスチック資源循環戦略に含まれているリユースも、ほとんど話題に上りませんでした。以前、循環経済に関する国際会議で、「日本は循環的に考えておらずリサイクルに重きを置きすぎる」といった意見が海外から挙がっていたようですが、どうしても日本の審議会にはリサイクルの専門家が多く選定されるため、事務局は相当上手い舵取りが必要だと思いました。

    さて、今回特に意見が多かったのは、現行の容器包装リサイクル制度でカバーされていない、製品プラスチック(家庭から排出される容器包装ではないプラスチック)や、事業系プラスチック(事業者から排出される弁当ごみやペットボトル等/事業活動に伴い排出される産廃を除くプラ)に関する、より効率的な回収リサイクルの仕組みの必要性です。

    現在の容器包装リサイクル制度では、登録された再生処理事業者で処理される一方、事業系ごみは事業系一般廃棄物許可業者にしか排出できないことになっています。このため同じ容器包装ごみやペットボトルを処理するにも関わらず、分断しており非効率な面がありました。

    新型ウイルス感染症拡大に伴い、事業系一般廃棄物許可業者の稼働率低下・経営難がクローズアップされていますが、一方で家庭の容器包装ごみが激増しているので、同じ制度内で処理できるようになれば、融通し合うことができるというリスクヘッジにも繋がります。

    今後、意見取りまとめのために、事務局が委員へ個別にヒアリングを行い、秋にまた審議会が開催されるとのこと。上記のリサイクル制度改革のより具体的な検討を行うともに、リデュースやリユースを含めたバランスのよい議論に期待したいです。

    審議会資料はこちら:https://www.env.go.jp/council/03recycle/y0314-01b.html


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