• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

経常収支3月は1兆9710億円の黒字、貿易黒字の縮小が重し=財務省

19
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


のアイコン

注目のコメント

  • badge
    (株)TOASU特別研究員(経済評論家・コンサルタント)

    経常収支は、本来なら黒字幅が大きければ良いというものではないですが、政府が大きな赤字と巨額の借金を抱え、米国のように基軸通貨を持つわけでない我が国は、経常収支が黒字を保つことが経済の安定の大きな要のひとつです。経常収支が黒字を保つということは、我が国と外国との取引が本当に広い意味で黒字ということ、つまり、政府は赤字だけれど民間は黒字で、我が国が生み出した価値が広い意味で余って外国に売る状態になっていることを意味するからです。これなら我が国は外国から借金をする必要がありません。国も企業も、借金しなければ倒産しないというのが世の常です。
    我が国が貿易収支で黒字を稼ぐ国から所得収支で稼ぐ国になって等しいですが「日本の親会社が海外の子会社から受け取る配当が減少したことが重し」というのが多少気にならないでもありません。新型コロナウイルスの影響が本格化して海外現地法人の稼ぎが減り、金利が下がって投資で利益が上がらない、といった状況が生まれるとしたら、3月はまだほんの入り口に過ぎないでしょうから。
    そしてまた、貿易で黒字を稼ぐ国ではなくなったとはいうものの「米国向けの自動車などが落ち込み、輸出は同12.2%減となった。輸入は同4.2%減。」というのも気になるところです。我が国は原油を中東から輸入して大きな赤字を出し、北米向けの自動車等で黒字を稼いで貿易収支を均衡させています。不要不急の自動車等の輸出の落ちが、エネルギーや食糧といった必須のものを含む輸入の減少を上回る状況が長引くと、今は暴落している原油価格が上昇した時、貿易赤字が嵩むことになりかねません。
    経常収支の単月の動きに一喜一憂する必要はないですが、財政赤字が大きく膨らむ中で世界の需要が急減する状況が生まれていますので、先行きにそれなりの警戒は必要であるように感じます。


  • badge
    第一生命経済研究所 首席エコノミスト

    季節調整値でみると、経常黒字は前月から激減してますね。
    2015年2月以来の1兆円割れです。
    最も黒字縮小に寄与したのが貿易収支で、季節調整値では前月の約0.8兆円の黒字から0.2兆円程度の赤字に転じてます。
    第一次所得収支も前月から▲0.5兆円程度黒字幅が縮小しており、やはりコロナの影響が経常収支にも色濃く反映されています。


  • エコノミスト、著述家

    自動車を中心に日本の主要製造業の対外輸出は大打撃を受けましたから、仕方ないです。とはいえ、輸出が回復してくれないと日本経済は復活しにくいので、各国の経済活動再開後に、日本メーカーがいつものように努力して元々競争力の高い製品の輸出を回復させてくれると信じます。


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか