ロシアのデジタル権威主義 「新・収容所群島」の行方
日本経済新聞
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ロシアもスマートシティ化に力を入れているが、足元のコロナの影響で、そもそも国家権威主義的なデータ管理・利活用が更に進む方向に。
Surveillance Capitaliamと言う言葉は、GAFAのような新自由主義的な市場経済におけるデータの扱いを表した言葉だが、ここに来てSurveillance Communismと言う表現もでてきそうだ。
コロナの影響で政府は市場を一時的にであれ止めている。今後も程度の差はあれそのような状況が続く。正にコロナ共存時代の政治経済システムだ。
結果として、政府による市場介入は共産主義的に傾くのではないか。そこに何らかのコンタクトトレーソングをデータを使ってやろうとすれば、正にSurveillance的になっていく。
足元、「健康かプライバシーか?」と言う問いが議論されているが、今後はこの方程式に「自由か?」が加わり、体制論へと議論が拡大していく地平線が透けて見える。