中国、台湾のWHO総会参加支持したNZを非難
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ニュージーランドが、台湾のWHO総会へのオブザーバー参加を支持したのは、国際社会が新型コロナウイルスと闘い、また、将来の未知のウイルスと闘う上において、台湾が持つ情報や経験が非常に重要であると認識するからでしょう。
しかし、それと同時に、WHOがあまりに中国寄りの姿勢を示すことに対する危機感があるのかもしれません。国連の専門機関が中国の影響を受け過ぎるのは、米国や欧州諸国、豪州、そしてニュージーランドにとっても、警戒すべき事態です。
記事にもある呉釗燮外交部長の言葉どおり、WHOや中国に対する圧力という側面があるのかもしれません。中国がWHOに対する影響力を強め、WHOがより中国寄りの態度を示すほど、皮肉なことに、欧米諸国の危機感が強まり、緊張が高まるでしょう。