日銀理事に女性初、清水季子氏 発券局長は菅野浩之氏
コメント
注目のコメント
理事は総裁および副総裁を補佐する立場で通常、業務執行やコンプライアンスを見ている。昨年、日銀はメディアとの接点が多い広報課長を女性にしており、意識的な動きと見て取れる。総裁、副総裁、理事を入れると９名いる中で女性1人なので政府が提唱する指導的立場における女性の比率を30％とする施策と比べて足りないし、国全体の金融政策を司るという点からは女性の視点も不可欠なのはいうまでもない。
中銀という特殊な産業なので女性のトップが少ないということもなく、ラガルドECB総裁、イエレン元FRB議長なども海外には女性の中央銀行のトップも多い。黒田総裁も前場所で女性職員、幹部の多い国際機関を経験されており、女性登用には前向きであると思われる。
もう少し引いた写真でいいかも。。昨年、日銀の広報責任者に鹿島みかりさんが就任した時も、初めて女性が金融政策の「顔」になったと大いに話題になっていましたね。みかりさんは学生時代からよく知っていますが、謙虚で努力家で優秀で、評価されるべき人です。中央銀行の重要なポジションに、こうした実力のある女性たちが登用され活躍されることで、後に続く女性たちの道が着実に拓かれていくことを願っています。
昨年末に発表され、話題になった世界経済フォーラムの「男女格差（ジェンダーギャップ）報告書」では、日本の順位は調査対象となった世界153カ国のうち121位で過去最低となり、G7の中でも最下位でした。性別は何ら関係なく、さまざまな人が活躍できる社会、わざわざ見出しで『女性初』と銘打つ必要のない社会を、次の世代のためにも作っていくべきだと思います。女性の役員就任、嬉しいニュースです！！
女性だから、と下駄を履かせるのは違うと思いますが、相応の成果を挙げてきた方が、順当に役員となる、それは担保されてほしいと願います。
めちゃくちゃ仕事のできる方なんだろうな、カッコいいな、と想像を膨らませています。
金融には特に女性役員が少ないので変わっていってほしいです。
