DMM亀山会長「借金は返すな、家賃は払うな」 コロナ下の経営者に贈る"100年に一度の禁じ手"
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注目のコメント
余力のある所への支払いから順番にリスケですよね。仕入先も連鎖倒産するわけにいかないので見極め必要。1番守らなきゃいけないのは余力幅が最も小さい個人、つまり社員の雇用と給与。
きっと若い方は我々のようなオッサンたちの記事を成功者バイアスと思うことでしょうね。
その通り、その大部分はまさに成功者バイアスそのものです。
でも、皆さんもマッカーサー元帥の言葉(正確にはアメリカ海兵隊の歌の一節)で、『老兵は死さず、ただ消え去るのみ』という一節があったのをご存知の方も多いでしょう。
老兵というのはベテラン兵の意味。
本当の勇者とは死なずに生還する兵士のことであって、彼らこそ最も称賛すべき兵士だという意味です。
一見成功者バイアスに見えるかもしれませんが、経営の世界では同じように経営者とて生き残ったものだけが言葉を残せるのです。
裏返して言えばどんな格好が悪くても、生恥を晒そうと、何がなんでも生き残らないと、経営者はダメです。
諦めたらそこでゲームセット。
どんな格好のいいことを言っても、会社を潰した社長という烙印はこの国では一生ついてきます。
再挑戦は多くの人が思うほど簡単なことではありません。
だからこそ一見格好の良くない言葉こそが実は経営の真実なのです。
言葉にすれば語弊はあるかもしれませんが、生き残る為になんでもしろ、というのが本当の経営者の言葉です。
私だってこれでも一応企業再生の専門家でもあったのでそれらしい格好のいいコメントはいくらでも言えますが、そういう上っ面の話ではなく、一人の経営者として亀山さんのコメントに全面的に賛同します。
中小企業経営者の皆さん。生き残りのため、最後の最後までお互い頑張りましょう!