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2.民間カウンセラーと臨床心理士の違い

皆さんこんにちは。今日は、よくコミュニティメンバーからも質問が上がる内容をお伝えしていきたいと思います。

先日行った、第一回の臨床心理士さんとのラジオ配信でも触れた内容です。ぜひ、配信を聞いていただけると嬉しいです。マガジンにまとめてあります。

カウンセラーとは?

皆さんは、カウンセラーに対してどのような印象を持っていますか?よく、メンバーにカウンセリングは受けていますか?と聞くと、「先生に話を聞いてもらっています」と答える方がいます。

それはそれで一種ある意味カウンセリングですが、私の指すカウンセリングは、治療の技術をもったカウンセラーから、「心理教育」を受けているかどうかを尋ねています。

心理教育とは?

カウンセラーにもよりますが、カウンセリングは、「心理教育」と「傾聴」と「処置」に分かれると思っています。

傾聴では、ただひたすら、患者さんの話を聞いてくれます。

心理教育では、疾患についてや対処法についてなどを、カウンセラーさんが教えてくれます。そして、考え方や行動を変えていくことで、体調を向上させていきます。

処置では、トラウマケアなどを技術力をもって進めてくれます。安全に配慮して、カウンセラーは様々な手法を用いてメンタルの安定を促してくれます。

カウンセラーと資格

カウンセラーは、今日から、誰でも名乗る事ができます。誰でも名乗る事が出来るからこそ、どういう人を選ぶのかはとても重要な課題になってきます。

資格は大きく分けて3つです。

①公認心理士:数年前に出来た、国家資格。何年も前から、カウンセラーは国家資格になるなるといわれて、やっとできたかという印象です。

移行期間という処置のため、現在、福祉や看護など、カウンセリングをきちんと勉強しているかどうかちょっと怪しい人でも取れてしまう所がネック。

ただ、医師の指示に従い治療を行うようにと定められているので、医師がしっかりしていれば、普通は大丈夫。

②臨床心理士:民間資格だけれども、病院で働く人はこれまでこの資格を取ってきました。大学→大学院→臨床心理士の資格試験→自分の休みをつぶして果てしなく続く自費の研修期間という流れで、臨床心理士さんたちは頑張っています。

③その他民間資格:1つの資格を数万のお金をだして取る形。資格は金でとるとはよく言ったもので・・。よく、病気になった人が、自分の経験を活かしてカウンセラーになりたい!という時に、とったりしてます。

ただ、臨床心理士と見間違えるような名前を付けてみたり、大学院を出たように見間違えるような表記だったりして、ややこしいです。人によっては、きちんとしたカウンセリングにかかっていると思っていたのに、実は民間カウンセラーだったなんてことも・・。

どう選べばいい?

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