奄美地方が梅雨入り 3年連続で沖縄地方よりも早く
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今日、本州付近に暖かく湿った空気が広がっていますが、これが梅雨の走りの雨雲です。
明日にかけ本州にある低気圧や前線が南下し停滞するため、今日まで晴れていた沖縄も明日からは曇りや雨の天気が増えると考えられるため梅雨入りとなりそうです。
もう梅雨入り、という感じですがこれでも沖縄方面では平年並みの早さです。九州へ北上してくるにはいましばらく時間がかかりそうで、平年と比べても特に梅雨が早くやってくる傾向は現時点ではありません。
気がかりなのは、フィリピン沖で発生しかかっている台風です。今後フィリピン沖で発達し、沖縄地方にかなり近いところを通過して、太平洋を東に進むことになりそうです。本州への直接の影響はまずないとみていますが、沖縄地方では前線に台風からの湿った風が吹きつける形になりそうで、大雨の心配があります。
先日の房総半島での大雨でも、コロナ騒動下における避難所の開設やその運営が議論の的となりましたが、仮に本当に沖縄で大雨などとなった際にも同様の議論が巻き起こることになりそうです。
そもそも、梅雨入りをなぜ発表するかという理由の一つに、雨が多くなる時期で土砂災害や水害が多くなる(出水期)ので、それへの注意を促すというものがあります。コロナと災害について、もし自分が避難するとしたらどうするか、何に気を付けるか、今一度ご確認されると良いかと思います。