音楽業界は負けて負けて辿り着いたのが「ライブ」だったから簡単にライブを捨てられない
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注目のコメント
ホントこれ。
非有名人のプロ音楽家によるネット配信は、単に無料で消費されるネットの世界に転がる1コンテンツにしかなれません。
ただ、コロナはじきに収束します(収束させられる)。そのときまでに食い繋いだ非有名人界のトップアーティストやスポンサーありの方々は、ライバルが減少しているので勝負しやすいです。私個人的には、今アーティストの皆さんがFacebook等で精力的にLIVE配信などをされているのをみて、新しい発見があったりします。(名前は聞いたことあったけど、おっ...ええやん。みたいな。)
大御所Rosa Passosがシェアしていた、木村マルセロさん
https://www.facebook.com/631228199/videos/10158482195463200/
コロナ後、追っかけて、LIVE必ず行こうと。
あとは、(クリエーションや演奏に対して)実際に収入を得るのであれば、やはりKickstarter等におけるファン参加型の具体的な「商品」企画でしょうか?
これはコロナ前なのですが、私はこのStephanie JonesさんのCD制作プロジェクトをバックしました。EUR140だったと思う。
絵描きアーティストとのコラボレーションにより、企画の価値をアップさせていました。(*CD+αで「ギフト」として商品価値をアップし、「Backerの単価」もアップさせる。)
LeDania(https://www.instagram.com/ledania)というアーティストが描いたStephanie Jonesの顔の絵のパネル、そして、サイン入りCD2枚。
そのCDのジャケットにはBackerの名前(クレジットとして。私の名前 Isao Miyazaki)を入れてもらえます。
*CD発送前に、MP3, FLACで音源はダウンロードできるので、後から送られてくる「アートパネル」と「CD2枚」は「ギフト」です。
また、2枚のうち1枚はギター好きの人にプレゼントしました(それでStephanie Jonesのファンが増えます。だから2枚なんでしょう)。
総合的に、ファンを増やすための企画としても、うまく練られているなと思いました。
https://www.kickstarter.com/projects/stephjonesguitar/open-sky-new-cd-by-stephanie-jones/description
全ての演奏家さんが同じ動きができるわけではないと思います。
ただ、オンラインでも素晴らしい曲が聴けたのなら、何らかのお返しをしたい(しよう)というのはファンの気持ちです。
頑張れ...!!”生での体験に比べて配信は情報量が圧倒的に少ない”
なのでライブは圧倒的な高付加価値な値付けになるし、だからこそ配信でいえば最低週一の頻度でユーザのタイムラインに入り込む必要あるかなと。かつてラジオだけがその役割果たしていたけど。
ただ、配信だと時間当たりの売上問題があってこれまでをカバーできるかどうかで言うとなんだろうなあ。
コストは下げられるけど、その周辺領域の方々の仕事がなくなるのと同義だし。
ライブチケット単価自体もかなりあがる形になるのでは。そして頻度も少なくなる。
その飢餓感の維持がコンテンツ配信、そして簡易コミュニケーションとしてのソーシャルメディア利用。
これはまあ音楽に限った話じゃないでしょうが。
頻度の話で言うとユーザ側も生のライブという体験に毎日いけるかというとそりゃ無理で、だからこそ頻度と体験の質・量のバランス組み直しが今なんでしょうな。ありがたいことにオンラインという流通手段あるからこそ、そこが活かせる形になればいいなあと。
ご飯だって1日10食はできないわけで。で、食も店内食というライブがだめに。そして流通がオンライン手段活用に。ただやはりデリバリーだと店内食がもってた視覚・嗅覚・触覚が吹っ飛ぶので、高級店のご飯に?となる。
重ねて、頻度と体験の量・質のバランス組み直しになるだろうなあ。