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抗原検査キットを13日に承認 15分判定、週20万件分供給へ

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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    この抗原検査の最大の長所は、PCR設備を持っていない医療機関でも、簡単に検査を出すことができるようになる点です。インフルエンザの検査を受けたことがある方は、それを想像していただければ良いと思います。結果がすぐに得られるという長所もあります。

    日本ではこのことの持つ意味は大きく、必ず活躍の場があると思います。

    一方、最大の短所はPCR検査と比べて、ますます感度が低いことが想定されている点です。これはすなわち、実際には感染しているのに検査が陰性で返ってくる確率がますます高いことを意味します。

    PCR設備を備えた大きな医療機関よりも、PCR設備のないクリニックほど、軽症者が増え、その分、「不安のための検査」の割合も増えます。「不安のための検査」は、すなわち「陰性証明のための検査」になりがちですが、この用途では全く役に立たないということを改めてご理解ください。

    疑わしい症状があれば、検査陰性でも感染者の疑いであることに変わりはありません。

    とある報道機関からは、同一人物が4つの検査を受けて、2つの検査で陽性、2つの検査で陰性となった皮肉の話が報道されていました。ただ検査を行えば良いというのではなく、正しく使わないと、このような状況にすらなりえるのです。

    参考: https://www.bloomberg.com/news/articles/2020-05-05/coronavirus-antibody-tests-may-produce-contradictory-results


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    Stanford大学 博士研究員(免疫学)

    富士レビオが開発した新型コロナウイルス抗原迅速診断キットが薬事承認間近との報道です。富士レビオは1966年に世界初の梅毒検査製品を発売した実績がある会社です。プレスリリースによるとAMED(国立研究開発法人日本医療研究開発機構)からの支援を受けているとのことです。

    抗原検査はウイルスがあるかないかを判定する目的で使用されます。技術の原理自体は妊娠検査薬やインフルエンザの診断にも使われています。ウイルスに感染した経験を知る目的の抗体検査とはコンセプトが異なります。PCR検査との比較は山田先生が詳しく解説されていますのでご覧ください。

    森川副編集長が各種検査を解説した記事をお読みいただくと全体像がすぐに掴めます。富士レビオのHP、AMEDの研究課題に関する情報を下記に記載しました。

    【超解説】経済再開は、すべて「検査」にかかっている
    https://newspicks.com/news/4838517

    富士レビオHP
    https://www.fujirebio.co.jp/

    AMED  新型コロナウイルス感染症の研究開発課題について
    https://www.amed.go.jp/program/list/01/06/covid-19.html


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    産婦人科専門医 医学博士

    検査が必要と思われる人にも十分に検査が行えていない現状では、活用されうるでしょうが、
    PCRよりも感度が劣るため、記事中にもある通り、
    『陰性が出た場合は、念のためPCRによる検査を実施する見通し』

    つまり、『ただ心配だから念のため検査したい』という目的では使用できない。

    検査へのアクセスがよくなるからといって、『陰性証明書』を要求したりする職場がでてきたりしませんように。


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