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「必要は成功の母」といいますが、自分が解決したいことをプログラミングで解いてみるといいと思っています。プログラミングの「お勉強」になった瞬間、嫌いなものになってしまわないかと気になっています。

自分の場合を例に出して恐縮ですが、何度もNPで書いている通り、学生時代に半導体分野にいて、10,000通りくらいちくちく条件を変えながら測定しなくてはいけなくなったときにたまたま測定器はプログラム制御を受け付けるらしいということに気づいてプログラミングの勉強をしました。「10,000回ちょっとずつ条件を変えながら間違いなく実験するなんて、間違える予感しかしない。プログラムにさせよう。」というのが強いモチベーションでした。

好きこそものの上手なれ。なので、私が教えるプログラミングやAIの講義は必ず定型的な学習のあと、自由課題を設定してもらうことにしています。
IT成長感は、スピード感。
成長にはスピード感向上の仕掛けが大切です。

昔話20代の頃ですが、NFCの電波領域を計測する為に、6軸ロボットにNFCを持たせて少しずつ正確に移動しながら通信させるのですが、すぐに結果を3Dで表示したくなりました。未知のチャレンジです。丁度シリコングラフィックスのワークステーション(Indy)があったのですが、残念ながら使いこなせなかったのでOpenGLとかには頼らず、PC9801で 座標計算しながら、フルスクラッチで3D描きました。C言語ですがフレームレートは0.5fps足らず、でも好きな角度から表示できて、土星の輪の電波領域も 数日内に知見として得ることが出来ました。

振り返ると、フィジカルなロボットが有ると 目や耳が刺激され、面白くて、すぐに解決したくなりました(ワクワクもの)。 有るモノ、出来るモノを使い倒す知恵が出て、それがスピード感を上げる仕掛けになったと思います。

ロボット以外にも「これと同じモノをパソコンの中に作ってみて」というチャレンジや 簡単なゲーム移植のチャレンジも、独創を奨励すれば 良い勉強になると思います。