関西学院大学フェロー/ZEROBILLBANK JAPAN プロジェクトパートナー /JCE (JapanCreativeEnterprise) Chief Innovation Architect
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奇しくも強制的だからこそ理解出来たことも多々あると思う。人間の価値を高めるAugmented Technologyとのインタラクションを本気で考えられる時が到来したと思う…。これから先、コミュニケーションの"在り方"は更に多様化し、大きく変わるだろう。「社会が求めれば、テクノロジーは一気に浸透する」…本当にそう思う。逆説的に聞こえるかもしれないが、便利になればなるほど、"人間らしさ"を求めるようになっている自身が存在する。この"気づき"を活かし、「QUALITY of LIFE」を高めていきたい…。
一方でやはり,すぐ近くの友達にちょっと聞く,みたいなことが出来ないので課題が大変だ,という声もあり,このあたりを埋める技術が今後求められていくのかなと思っています.
個人としては,本務が柏で,本郷が兼担という形のため,今までは柏の会議と本郷の会議が重なると片方が出られなかったのですが,今は移動のコストが0になっているので両方出られてしまっています.良くもあり,タスクが倍になっている感もあり...移動にかかっているコストが大きかったんだなというのは非常に実感しています.
学会なんかも,今後しばらくはリアルに集まるのがなかなか難しくなるだろうと思っていまして,ある程度の整理が進むのではないかと思っています.学会って,新しい分野が興って増えることはあっても減ることは稀なので,運営の若手教員に結構負荷がかかっていたという側面はあるため,これも強制的に最適化されていく感じがして,良かったのかも知れないと思ったりしています.
海外の学会も遠隔であれこれ企画してくれているので,そこはとても嬉しいのですが.唯一のネックが時差です.ここを何とかする技術が今後現れることを期待しています.
なお,暦本先生は,一日を24時間20分とかにして,各地がそれぞれちょっとずつ時間がズレていくようにして...というようなことを以前書かれていました.
https://medium.com/@rkmt/%E6%99%82%E5%B7%AE%E5%85%8B%E6%9C%8D%E4%BA%BA%E9%96%93%E6%8B%A1%E5%BC%B5-b4e24d5bcbe7
あとは触覚研究者としては,「そこにいる」という存在感をどう表現していくか,というあたりの重要性が高まっている今こそ,グイグイっといきたいところです.
しかしリモートでのやりとりのコミュニケーションには「なんとなく」違和感を抱く人も多いと思います。今回の原稿では、その違和感の「原因」を指摘し、それを乗り越えるテクノロジーについて解説いただいています。
暦本先生が触れている通り、リモート社会は「新しい人間関係の構築」にはとても不利で、「このまま数カ月たつと、人間関係が次第にギスギスしてくるのではないか」という指摘にはドキリとするものがあります。この壁をテクノロジーの力で超えられるなら、対コロナ戦争における、一つの局地戦での勝利とも言えるでしょう。
一流の科学者が、いまの社会をどのような視点で見ているのか、といった観点でもお読みいただければ幸いです。
その一方で、経済やAIの専門家とZoomで出会ったり、これまで(私は飲み会にあまり行かないので)半年に1度くらいしか話せなかった起業家とZoomで話せたりして、人間関係の拡がりも感じています。これは「強制リモート社会」の恩恵だと思います。
したがって、強制リモート社会では、その恩恵を誰でも享受できるよう、電気や上下水道と同じように、インターネットへのアクセスも普及率100%を目指さないといけないのだと思います。公共インフラをアップデートする必要があるのではないでしょうか。
遠隔から実際に手を動かすための「ジャックイン」のテクノロジーや、波長が合うという感覚=「バイブス」の研究は特に面白いですね。これにさらに圧倒的なスピードの移動のテクノロジーが加わると、本当にもはや場所は関係なくなっていきますね。
オンラインやリモートが必ずしもすべて良いというわけではないけれど、オンラインとオフラインを使い分ける「ハイブリッド」ワークが未来のスタンダード、ニューノーマルになっていくと思います
特に以下のバイブスの下りはまさにうなずけます。
「「波長が合う」という感覚を、われわれは「バイブス(vibes)」と呼んでいますが、バイブスは画質が4Kになり、通信が5Gになっただけでは共有できないかもしれません。」
大人数を相手にする講演会であってもこの問題は存在する中でそれがリモートとなると空気感すら感じることができないというのはなかなかしんどいですね
同時多発的に全世界が変化を余儀なくされるこの時代に適合できるか否かが少なからず格差となるはずです
今までITに疎かった人や、そういう人たち向けにサービスを提供していた人たちは多く割を食うと思います
今こそ正しいデジタル教育をすべきです
小中学校のPC室で繰り広げられるお遊戯ではなくて。。。
COVID-19が社会のデジタル化を一気に推進したといっても過言ではありませんね。
やってみて感じることは、思った以上にできる、ということと、同時に、実は対面では五感で同時に驚くほどの情報処理が行われて受講者の様子を理解していたのだということに気づいたこと、でした。
カメラやマイクやイヤホンは目や耳や口の代わりになるわけですが、まだヒトの感覚を再現するには課題があると感じます。
触覚や嗅覚もこれから実装が進むのかもしれませんが、むしろ、目や耳や口の再現度が高まる技術的な発展を希望します。
> スーツは間違ったことを綿密にやる」
まさにこれですね。
企業・政府のDXの大きなハードルの一つです。
雑にやるとセキュリティホールが発見されて、それみたことかと糾弾されて頓挫する未来が見えます。