新着Pick
3285Picks
Pick に失敗しました

人気 Picker
「ハンマーを持つ人にはあらゆるものが釘に見える」という心理学者マズローの言葉があります。LINEと厚労省の取組みは素晴らしいと思いつつ、自分もテクノロジーにずっと関わっているので、この言葉を定期的に思い出すようにしています。

欧州では、感染症へのテクノロジー活用について、デザイン思考を取り入れつつ、議論が進んでいます。「問題の4象限」という考え方があって
・単純な問題:コンセンサス有x利用できる情報が豊富
・倫理的な問題:コンセンサス無x利用できる情報が豊富
・専門的な問題:コンセンサス有x情報が不足
・厄介な問題:コンセンサス無x情報が不足
のうち、トレーシングアプリなどは「厄介な問題」であり、専門家だけではうまく進まないからです。共感や視点の転換など、デザイン思考は厄介な問題へのアプローチに有効です。宮田さんのいう熟議も、それをイメージしているのかもしれません。

トレーシングアプリの開発には、Code for Japanも関わっていますが、シビックテックのコミュニティではデザイン思考もよく使われるので、建設的に議論が深まればと思っていますし、政府にも働きかけていきます。
医療分野におけるデータサイエンスの第一人者、宮田裕章先生。今回、大きく2点について伺っています。一つは「コロナについての最新の見解」、もう一つは「ニューノーマルの具体像」です。

前者は宮田先生らしい高解像での分析が展開されましたが、特に着目すべきと思ったのが「緊急事態宣言解除の2条件」について。そのうちの一つ「完成経路の拡大」については、お話を伺うにつけ、まさに日本人が喫緊の課題として突きつけられていることを痛感します。

後者は何より印象的だったのが「元のままの日常は戻らない。それを踏まえて未来を考えるところから、コロナ後の世界は始まる」という言葉。飲食も教育も抜本的な変化を求められる中で、我々一人一人の行動の延長線上にしか、新しい日常はないのだと思わされます。

コロナの現在位置、そして未来の日本を考える上で、ぜひ読んでいただきたい論考です。
データや分析結果を基に、網羅的かつ論理的にまとめられている素晴らしい記事。

宮田さんの見解はとても明快でわかりやすい。

また、安宅さんの書かれたシン・ニホンも、今後の日本を考える上で必読の書です。

本特集はとても楽しみ。
「新しい日常(New Normal)」
もう「戻る」という感覚は古いのかもしれません。
人は慣れ親しんだ状態へ戻りたくなるもの。懐かしさもある。
けれど、よりよい「新しい日常」をつくると決めて、物事を進めていく。

「コロナの影響を最大限コントロールした上で、もう元の日常には戻らないことを前提にしながら、新しい未来をつかめるかどうか」
LINEによる調査については様々思うところがありますが、いったんそれはおいておくとして、個人情報の取り扱いが今後大きな問題になることは間違いありません。
情報の取り扱いに関しては昨今欧米での法規制の乱立が起こり、しかし今回の事態で例えばGDPR監視を行う人員が稼働できずにほぼ野ざらしになっているなど運用面での実現性を問題視する専門家も多いです。
「こんな事態だから」ということでこれまででは足踏みしてしまうようなデータ活用も盛んにおこなわれてきて、やはりこのようなデータは研究を加速させるという認識が生まれたのも確かでしょう。
ただこれからさきただ緩和の方向に行くだけではだめで、きちんとした制度設計、特に罰則規定を明確に定めることが日本政府には求められます。
明確な対策基準を打ち出し、それに対する相応の罰則規定を制定する。
当たり前のように聞こえますが日本政府が最も苦手とする法整備です。
例えば日本の個人情報保護法の罰則金はたったの50万円
私でも払えるこの金額に何の意味があるのでしょうか
宮田さんのような方がフルパワーで活躍していただける場を作るにはまず土台を固めないといかんと思う次第です。
New Normalは一人一人が違うというノーマル。データは一人一人の欲望の実現を手伝いやさしく共存させる。だから受け容れられる。ただ生き残ろうでは人は頑張り続けられない。これまで以上に魅力的なフィクションが今こそ必要なのだと思う。
デジタル化など、一次的な場しのぎの適応ではなく、長期的な変革を見据えた適応が必要。

本当に、元の日常には戻らないのだろうか、と思ってしまうところだが、思い返すと、第2次世界大戦後も、冷戦後も、リーマンショック後も、元の日常に戻ることはなかった気もする。

「バランスが崩れているところに対して、国家が入っていかなければならない。」afterコロナは、世界各国で国家の役割が再評価される可能性も高いのかもしれない。
整理された情報で先の未来が見えていて、なるほどなぁと思う筋立てです。(ウィークリー落合も見てるので。)

ただ元の世界には戻らないってことに対してはまだ今の段階では半信半疑かな。(もちろん準備はしているけど。)今まで必ずしも「正しい」や「あるべき」世界にはなっておらず、大衆は思っている以上に変化には鈍感で、それを根本から変えるにはまだまだ時間かかると思う。だからFAXとかまだあるわけで。

そういや数年前にコロナってのが流行ったよなぁ、で忘れ去られて元通りってパターンも十分ある。

おそらくそのうちエビデンスも出て(日本含むアジアで何らかの耐性があることが)実証されるでしょう。その時に日本が軽症で済んだことが、吉とでるか凶とでるか。

コロナにより重症国が負ったダメージや人々の持つイメージは、日本のそれとは異なるので、カルチャーの変容具合についてもまた異なるでしょう。全て一律で、あるべき世界にはいかない。
すべてがなるほどの連続。エビデンスに基づく意思決定ってのは昔から言われてきましたが、実行までの意思決定コストが膨大。そこを、まずは神奈川県からというのに、更に驚き。位置データの話だけでなく、プロジェクトデザインからも学びが多かったです
今週の特集は「シン・ニホンの論点」。ベストセラーとなった安宅和人さんの「シン・ニホン」をベースに、縁のある有識者を中心に重要論点を展開していきます。

初回はWEEKLY OCHIAIでも支持を集める慶應義塾大学の宮田教授です。「日本の強みは、他国以上に、国全体で危機をずっと共有していたこと」と宮田さんはポジティブに語っていらっしゃいますが、僕自身は危機意識の薄さがまだまだ大企業を中心に根強く残っていると感じます。

減点主義から脱し、失敗をポジティブに捉えて挑戦していく姿勢こそ求められているはずです。そういう意味では、アフターコロナこそ真に正解のない世界。われわれメディアもそうした姿勢を前提に、ニホンを前進させるための報道が求められている気がします。