【落合陽一】自粛期間のメンタル・クライシスを考える
コメント
注目のコメント
面白かった!
最後の落合さんの締めの言葉「もう、ずっと有事」なるほど。
このコロナの「有事」がいつか「日常」になっていくのかもしれない。
それに、私が適応できるのか・・・
家族が適応できるのか・・・
受け入れられる人、受け入れられない人・・・
デジタルネイチャーじゃないけど、「コロナネイチャー」みたいな「ソーシャルディスタンスが当たり前」の世界に生まれた子ども達はこれが普通と思って育つだろうし。
などと思いました。大絶賛のコメントが多いなか、
途中まではそうかな、、と思っていたんですが、
ちゃぶ台返し後の白熱っぷりはさすがでした。
ニューノーマルに対してノーマルが邪魔をする。
とにかく思考実験あるのみ。
たくさんの示唆、ありがとうございます。◆リモートワークにおける「身体性」の変化
リモートワークにおける「身体性」をどう表現するか?という議論はなかなか面白かった。リモートワークになることで今まで「身体性」で組織に貢献していた人間が自分の得意な「身体性」を用いた仕事がなくなり、自分の苦手な仕事を求められるようになって辛くなっているというものだ。「身体性」というのは実際に身体をつかってオフィス内の肉体労働をこなすことや役職者としてその場に存在することまで含められるという。よく言われるようにリモートワークが本格化することで管理職の存在感が減るというのもこの「身体性」の一つだろう。
「身体性」という言葉は抽象度が高くて広域な意味合いを含んでいる。例えば対人でのコミュニケーションでその場の雰囲気や空気を読んで商談や議論を進める能力なんかも含まれるし、部下の表情や雰囲気から困りごとを察知して適宜フィードバックするということもあるだろう。今まで自分がオフィスという物理空間で何をやっていたのか。どんなスキルを使って貢献していたのかというのを棚卸して、リモートがこれから進むのであればそれをどう代替するかを考えるタイミングなのかもしれない。
出演していたリクルートキャリアの藤井氏の2×2マトリクスをつかったスキルセットの分析もわかりやすかった。「身体-頭」の軸と「見える-見えない」の軸で考えると身体から発する気のようなものは確かに見えないが感じることはできるし、その場にいくことで共有できるような組織のスピリットのような見えないものを理解することも必要だ。自身の組織への貢献を仕事とスキルの棚卸をして再構築するいい機会だと思う。