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フォワードルッキングな引当計上は海外では既に導入している銀行が多く、日本はここでも後発組です。

現在のように、過去の貸倒実績で引当金を計上すると、バックミラーになるので、今後のGDP等のマクロ経済指標を広く取り込んで引当金を予想し、予防的に計上することで、いざ倒産が増えても損益影響を抑える、というのが趣旨です。

既に、地銀のふくおかFGや三菱UFJが「予防的」な引当金を発表済みですので、それ自体はノーサプライズ。むしろ、予想の前提条件の甘さや、モデルの精度等で発生しうる今後の追加コストが焦点でしょう。
フォワードルッキングな引当方針とは、日本では金融検査マニュアル廃止に伴い、従来の、融資先の財務諸表に基づいてマニュアル通り機械的に債権の分類をし、それに過去の貸し倒れ実績率を掛け合わせて算出するのではなく、銀行の経営方針、マクロ経済環境、グルーピングなどに基づくパラメーターを作成して各行が自主的に引当を積むというものです。欧米にやや遅れ、前期から各行がスタートしました。

だから、たとえば、「マクロ経済環境は悪化、しかし経営方針として従来の重点取引先は事業性評価で積極サポート、ただしアパートローンというグループは危ない」などと判断したら、引当金はマクロ経済環境による積み増しから、重点取引先分は差し引き、アパートローン分は積み増す」みたいな判断になり、それを監査法人と協議することになります。

2月に、以下の論考でこの背景を含めてやや詳しく説明していますので、ご参照ください。
https://newspicks.com/news/4682618/

因みに、この話は、コロナ危機における銀行のあるべき融資行動、金融当局によるガイダンスにも大きな意味を持ち、政府がうまく使うことで企業と雇用を守ることを可能にするものと言えます。以下ご参照ください。
https://newspicks.com/news/4819697/
「フォワード・ルッキングで貸倒引当金を追加計上」は会計的にどういうロジックか分かりませんけれども、コロナを含めても与信費用は総額1,700億円程度に留まる + 配当予想は据置というのは、ポジティブだと思います。

なお、日本の金融機関は自己資本が充実しているので、コロナによる金融システムの悪影響というのは限定的だと思っています(私見)。
HSBCなどが中銀の要請で配当を見送っていたのでどうなるかと注目していたのですが、邦銀は配当据え置きの方向なのですね。

https://www.hsbc.com/media/media-releases/2020/statement-on-2019-fourth-interim-dividend-and-2020-ordinary-share-dividends
たとえば現状で要注意先のところが、コロナ禍が続けば要管理先になる等を、"ある程度"見込んで、って感じなんですかね。
積める時に積んでおく、は銀行会計の定石 (私見) ですが、みずほ的にあんまり積みたくない、ビミョーなアレなのかなぁとか。
知らんけど (超私見
決算発表は5月15日なので、その詳細は発表待ちですが、何故この水準のフォワードルッキングなのか知りたいですね。


みずほFGの貸出残高が約80兆円であることを考慮すると、今回の追加引当額は10ベーシスポイント(0.1%)程度であり、収益全体としてみたときのネガティブサプライズにはならないと指摘。
みずほはソフトバンクに6000億円融資しています

> 孫社長と銀行の蜜月に変化の兆し、ソフトバンクGの投資手法に疑念2019年12月16日
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-12-15/Q1O0UTT0AFB401
株式会社みずほフィナンシャルグループ(英語: Mizuho Financial Group, Inc.、略称:MHFG)は、東京都千代田区に本社を置く日本の銀行持株会社である。 ウィキペディア
時価総額
3.37 兆円

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