プーチン氏支持率、最低水準に=コロナ対策に不満か―ロシア
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これは2024年に再度大統領になろうと考えているプーチン露大統領にとっては痛いでしょうね。
自身も認めているように、今回のコロナの影響でロシア経済はかなり落ち込んでいるところに、自身が仕掛けた原油価格の低下によって、実質、エネルギー関連の輸出に財政を頼っているロシアによっては、2重苦となったわけですから。
COVID-19の感染者数もロシアでは増え続けているようですし、このままズルズルと状況が悪化すると、2024年には自身の出馬を諦め、後任を立てるといった政治的な賭けが必要になるかもしれません。
注目のコメント
アフターコロナの論点の一つに、ロシアとトルコのような権威主義体制の変質があると考えています。そもそも綻びが見えていた権威が生き残るのか、あるいは退場するのか。逆に乗り切って盤石となるのか、いくつかタイプが分かれそうです。海外事情に興味がある研究者的視点として、非常に興味があります。
他方、シンクタンクのエコノミストとしては、通貨との関係に興味が向かいます。政治的に不安定な国は、経済にそのコストを寄せるもの。ひいては為替レートの問題として現出します。数字で確認すると、5/5時点で感染者15.5万人、また直近は1日あたり1万人以上増えている日が多く、おそらくは米国に次ぐ感染者数第二位になる(今後の他国での広がりによるが、現在第二位のスペインの22万人は抜いてきそうなペース)。死者数は1500人ほどで、感染拡大タイミング(4/20時点では5万人以下だった)と併せてこれから増加していきそう。