「関税を武器にするな」、中国が米を批判 コロナ起源説は否定
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米国の経済制裁をけん制するということは、中国が米国の経済制裁を恐れているということでもあります。米国は、そもそも中国との貿易不均衡を問題にしているので、トランプ大統領が納得するバランスになるまで、種々の理由を用いて圧力をかけるでしょう。
一方で、中国も、ウイルス発生源の調査を求めるオーストラリアに対して、経済制裁をちらつかせて圧力をかけています。
自らが米国の経済制裁に怯える中国は、経済制裁を、相手を屈服させる有効な手段だと認識しているのかもしれませんが、相手の反感は強くなるでしょう。中国は、自らが他国に経済制裁をちらつかせる際には、自らが米国の経済制裁の圧力を受けた際に感じた反発を思い出し、その効果を測る必要があるでしょう。