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トヨタ決算発表、章男社長「意味深」発言も?来年の五輪に向け、自動運転への投資は?

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    ニューモデルマガジンX 代表取締役社長兼編集長

    前三月期の決算説明会は、他の業種同様にほぼリモート会見になってしまいました。概ねひとつのカメラで撮り続ける絵では会見場の雰囲気や参加者の様子は掴めません。現状では仕方のないことではありますが。

    2019年度第3四半期決算段階では多くの企業が、コロナ禍の影響を含まない期末見通しを出していたため、本決算の数字は軒並み下方修正されそうです。

    今期については夏以降、新車市場は持ち直すと見られますが、暦年の前半の落ち込みを通年でカバーするのは難しいと考えられるため、今年度においても厳しい見通しとなるのは仕方ありません。

    逆に言えば、厳しい経営環境の中で、先のリスクを取れる会社が生き残りの先頭集団を走ることができると言うことになります。トヨタに期待する部分ですね。


  • 大学非常勤講師、銀行系シンクタンク エコノミスト

    東京五輪・パラリンピック組織委員会の組織委副会長から豊田章男社長が突然辞任したのは2015年12月。当時のFTの解説によると、経費が野放図に拡大するのをみて、副会長の企業にツケがまわされることを回避するのが狙いだったようだ。さすがトヨタ、慧眼としかいいようがない。


  • ニュース解説者

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