４～６月ＧＤＰ、戦後最悪の２１％減 エコノミスト２８人予測
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注目のコメント
私の試算だと、今回の緊急事態宣言の影響だけでGDP▲13.7兆円で4－6月期のGDPを年率▲10％ぐらい押し下げますし、そこにインバウンド減とか他の要因も入ってきますから、まあそうなるでしょう。
でも一般の人からすれば、GDP２１％減とか言われてもピンとこなそうですね。米欧では軒並み年率30〜40％減が見込まれているので、これでも相対的に緩やかといえるのですが。。。
でも、米欧に比べると経済対策のスピードが際立って遅いので、副次的なマイナス影響は米欧を上回って、底打ち後の回復力も米欧より弱いかもしれません。こういう時の予測は楽観的になりがち・・・かなって思う。
エコノミストはどうしてもリーマン・ショック時とか今の株価と比べてしまう。でもリーマンの時は実社会で売上80%減みたいなのが続出ってことはなかっただろうし、回復の見通しができない・・なんてこともなかったろう。
株価は日銀が買っていることもあってか高止まりしている。
おそらく多くのエコノミストが緊急事態宣言の影響を試算し、『こんなに悪いはずはない』と試算に驚き、大きく外すことをおそれ控えめの予測をしたくなるケースなんじゃないかなって思う。
もっとも問題なのは4-6月より、その先な訳で、どのくらい失業者や倒産・廃業が出てくるかによって、連鎖倒産の数も変わってくる。緊急事態宣言が再延長されるかも分からないし。
個人的にはさすがに再延長ともなると総理へのバッシングも相当なものになると思う。ただでさえGWが終わる頃には低い数が出てくる可能性だってあるのに・・。
