イタリアで経済活動再開 製造・建設業から制限解除
コメント
注目のコメント
イタリア以外にも欧州では4日を節目にロックダウンの段階的な緩和に舵をきった国がいくつかあります。ここベルギーもその一つですが、手作りのマスクを用意できるようにDIY系の店の営業再開が認められた程度。「経済活動再開」という大々的な見出しとのギャップは大きい
五月の前半までにかけて、イタリアだけではなく、ドイツを始め、ベルギー、スペイン、フランス、オーストリアなど、約15の国で段階的な規制解除に向かってゆく予定だ。ただ、イタリア人が、最も大喜びしている。
イタリアは漸く出口の入口に立ちました。今後は長いトンネルかもしれませんが、とりあえずは出口に向かうところまで至りました。そのことは喜ばしいことです。
今後の懸念は、やはり雇用情勢。需要の回復が内外で鈍いため、雇用が増えないばかりか、今なんとかつなぎ止められている雇用も失われる恐れがある。社会不安を通り越して社会危機になる展開は、否定できないわけです。そもそも景気低迷が長かったイタリアの場合、ヨーロッパでもこうなるリスクが大きいと言わざるを得ない。
感染拡大の抑制はもちろん大切ですが、そればかりというわけにもいかない。常々のコメントになりますが、経済と社会を回す方向に、世の中は転じるタイミングです。