東証上場の約400社 決算発表を延期 新型コロナ感染拡大影響で
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注目のコメント
今回は45日を超えても問題ないとされているが、延期の中でも、5月15日までとそれ以降だと45日ルールを満たすかで違う。また、海外展開をしている中でも記事にあるようにインドのような完全封鎖の国もあり、その影響も出てきそう。
そのなかでは実際にできるかはまだ分からないが、4/17時点で5/13に決算発表を延期したソニーはこれで出せれば本当にスゴイと思う。
https://newspicks.com/news/4828116
あと阿部さんがコメントされているように(ありがとうございます!)、本当にオンライン株主総会ができるのか、個人的には懐疑的。
下記でコメントしたが、参加・出席の違いが十分に明らかにされていない印象がある。
https://newspicks.com/news/4786678決算発表が通常通りできるかどうかは、半分は運の要素(海外の重要な拠点でのロックダウン影響の有無)、半分は決算対応オペレーションの質(在宅勤務可能な環境、平時の決算処理の早さ、監査法人とのコミュニケーションの高さなど)の要素にあると思います。
特に、ロックダウンに伴い、会社に出勤が困難なマレーシア、インド、フィリピン、イギリスなどで、かつ、製造会社を持つところは、そもそも監査以前に、会社側で決算データの作成が厳しい。そのような地域に、重要な拠点がなければ、監査上は重要性がなく、決算発表まで漕ぎ着けられます。
今回厳しいのは、海外の遅延状況のみならず、新型コロナの影響によるキャッシフローや課税所得の減少影響について、固定資産の減損損失や繰延税金資産の回収可能性など、一定の仮定を置いて、会計上の見積りを行うことが必要とされます。業績予想非開示で予想が困難な中でも、不合理でない範囲での会計上の見積りが必要になる、本当に答えなどない答えを出すことが求められます。監査法人との質の高いコミュニケーションが必要で、平時にしっかりと監査法人側と事前確認が行なっているかが鍵だと思います。
https://www.asb.or.jp/jp/wp-content/uploads/20200409_429g_02.pdf
決算発表を延期しても、執行側も監査側も、後発事象の確認など、特段、楽になる道ではありません。【afterコロナの投資対象】
そもそも、上場しているもののほとんど取引のない銘柄や
これから上場しようと思ってた企業は、
『上場って面倒だ』
というシンプルな理由で上場見送りや上場廃止が増えそう。
こんなキャッシュフローが大変な時期に
早く情報開示しろだの、見通しも立てられないのかだの言われたくないだろうし。
もっというと人件費をこの分野に割くことさえ厳しいのでは?
afterコロナに向けTOBやMBOを狙った投資が有効になるのかもしれません。
親子上場で知名度的に地味なドル箱銘柄を探りたいと思います。