弱音吐かない人が「もうやっていけない」 死亡した店主
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注目のコメント
我が家の近くのお店です。
亡くなったご主人は私と1つ違いの54歳。
何故、誰かに相談してくれなかったか。
行政でも弁護士でも商店街の仲間だっていい。
どうして油をかぶって火をつける前に誰かに会いに行ってくれなかったか。
それは不要不急ではなく必要緊急の外出であり、面談なのに。
NPを見ても、SNSでも、そしてマスコミでも、みなさん簡単に「自粛自粛」と仰いますが、こうやって真面目に働いて、真面目に自分以外の人への感染防止を考えて、真面目に自粛要請に応じた人が、誰にも助けられずに命を絶っていく。
明日、安倍総理は緊急事態宣言の延長を正式に発表するといいます。
外出自粛は分かります。大切なことです。
三密を避けるのも必要でしょう。
業種によっては営業の見合わせをお願いすることもやむを得ないでしょう。
しかし、それは日々の糧を得るために働くことを禁じられた人の生存権を公権力が正当に保障した上での話です。それは日本国憲法が国民に保障している権利でもあります。
1人10万円とか個人事業主100万円とかで足りるわけがないことはみんな分かっています。
分かっているのに、「今は緊急事態だから」の一言で思考を止めてします。
「足りないけど、頑張れ」という訳の分からない精神論に逃げる。
「公権力による強制的な営業禁止ではないから補償は不要」と詭弁を弄する。
ましてや、その方の生活や仕事を支えることも補償することもしない一般人が、「自粛」の御旗を振りかざして誰かを追い込んで言い訳がありません。
人は時として正義の名の下には歯止めなく残酷になる。
別のPICKにも書きましたが、今はまるで太平洋戦争時の日本のよう。
とんかつ屋さんを殺したのは、私も含めて何の責任も取らないくせに「感染防止」の大義名分を振りかざして他人に自粛を求め続けた全ての日本人なのかもしれません。
人を追い詰めるだけの「自粛自警団」はそろそろ解散してくれませんか。真面目な方から真っ先に犠牲になっていく…
彼のSNS投稿
3月末「店で今日も明日もお客様を迎えられることに感謝しながら、料理を作り続けたい」
4/13要請を受けて休業「働くのが大好きで、定休日も設けず30年弱働いてきた。自問自答しているが、感染予防に徹したい」
4/28最後の投稿
「必要な消毒液が手に入らない。また振り出しに戻った」
「あなたの命を、家族を、大切な人を、社会を守るため、感染拡大を食い止める。その言葉を改めて心に刻みました」
4月30日夜自死…