「40歳で最年長」新卒でサイバーエージェントに入った広告マンのいま - 同期の7割は辞め、執行役員は年下
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ビジネス記事で年齢が言及されるのは「最年少」がほとんどです。でも、それはおかしいと前から思っていました。肝心なことは、年齢ではなく、仕事ぶりでしょう。
そう考えて「最年長社員」という企画を考えました。みなさんの職場で年長者はどう扱われているでしょうか。「最年少」が褒められる職場であれば、「最年長」は肩身が狭いかもしれません。実際、どうなのか。本人の話を記事にしたいと思いました。
この記事に登場いただいたのは、サイバーエージェントの広告営業で最年長、最長歴社員である神永慎吾さん(40)です。神永さんはサイバーの新卒採用2期生。同期34人中、CAに残っているのは10人です。上司にあたるインターネット広告事業本部の2人の執行役員は30歳と37歳。後輩の下で働くことをどう思っているのか。ずばり聞いています。
そんなことを気にするのが年齢にとらわれている、と思われるかもしれません。この企画では多くの企業に取材を断られました。取材慣れしている最年少ではなく、ほとんど注目されてこなかった最年長社員を前に出すことがためらわれたのだと思います。しかし、なぜためらわれるのか。それは最年長社員にそっと社を去ってほしいからでしょうか。取材拒否の企業から明確な回答は返ってきませんでした。
日本社会で年齢にとらわれないダイバーシティが、本当に進んでいるのかどうか。連載企画の中で、浮き彫りにしていきたいと思います。
なおこの記事は第2回。第1回は、東京メトロ銀座線渋谷駅の最年長清掃員、畠山敬子さん(70)に取材しています。ぜひあわせてご覧ください。
「私がきれいにすればいい」東京メトロ"最年長清掃員"は怒らない 気付けば働いてばかりだったけれど #POL https://president.jp/articles/-/34999マイインターンですよね。
大事なのは肩書きでも年齢でもない。
PRESIDENTが「質は悪いがいろんな人に読んでもらえる」記事が多くなって、目も当てられないような状態だったけど、今回の記事は「上層部になりたいけどなれなかった人」の溜飲を下げるような記事で、素晴らしい企画だなと思った。