焦点:緊急事態延長で未曽有の危機に、鈍い日本政府の経済対策
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注目のコメント
『鈍い』というのは的を射た描写だな、と。
昨日も東京での新たな患者数が145人というのをみると、(検査母数が分からないのでそもそもなんともいえないが)緊急事態宣言の延長自体が必ずしも間違っているとも無論思わないのだけれど、論拠を定量的に示せていない(そして患者数すら即答できないのをみると、大本営も定量的には判断をしていないのだろう)。何を目指して何をやっているかが、むしろもはや誰も分からないし、分かっていない。
医療崩壊が起こらないであろう状態がゴールなのであれば、集中治療室や人工呼吸器、ベッド数の整備が今どの程度進んでいて、それに対してどのペースで患者が増えているのかを公開すべきだし、(ひとりが何人に感染させているのか)再生産数をKPIにするなら、リアルタイプでアップデートして目指すべき数字に国民一丸で向き合うべきだろう。
延長自体が鈍いというより、延長にあたってそこが指し示されないのはもはや問題外というかなんというか、そんなことが通用する先進国は日本だけではないか。政権政府は、社長の独断でなんでも思いつきで決められるオーナー企業ではない。