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米NY市地下鉄が消毒で一部運休 115年の歴史で初

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  • マウントサイナイ医科大学 精神科 助教授

    普段は24時間運行のNY地下鉄がついに昨夜(5/6未明) からコロナウイルス消毒のためという理由で1amから5amまで閉鎖になりました。

     ロックダウン以降、夜間の地下鉄は完全にホームレスの寝床と化していました。昨夜強制的に地下鉄から追い出されたホームレスは280人に登るとのこと。抵抗せずに自発的に地下鉄を降りたホームレスを含めると、地下鉄を寝床にしていたホームレスは数千人単位にのぼると想像されます。

     寝場所を失ったホームレスはどこに行くのか?

     それは病院の救急外来です。

     地下鉄夜間閉鎖初日の昨夜私はたまたまNY市内の病院の大学附属病院の精神科救急外来で夜勤でしたが、数多くのホームレスが寝場所を求める目的で「死にたい」「幻聴がきこえる」など、偽りの症状を訴えて病院に押し寄せました。

     米国の病院は救急外来受診患者の診療を断ることは法律で禁じられています。そのため、精神科的な症状を訴えて救急外来を受診すれば精神科医の診察を受けるまで救急外来に滞在できることを彼らは知っている訳です。

    もともとNYの精神科救急外来の受診者にはホームレスや反社会的な人物も多く、寝る場所,食事,薬物を手に入れるため、警察や反社会勢力から身を隠すため、法的・刑事責任を回避するためなど、何らかの二次性利得を求めて精神疾患を装っている詐病患者が非常に多いのですが、地下鉄の閉鎖のためホームレスの詐病患者が精神科救急外来に押し寄せ、医療資源を圧迫しています。

     地下鉄の消毒には賛成ですが、もともと夜間の地下鉄の本数はかなり少なく、運行していない車両の消毒は車庫でできるはずです。

    なぜ地下鉄システム全体を閉鎖しなくてはならないのか、理解に苦しみます。ホームレスを地下鉄から追い出すための口実と思えてなりません。

     ホームレスに地下鉄に変わる代替的な寝場所を与えず、路上に追い出すのは非人道的なばかりか、医療資源の圧迫をもたらします。また、ホームレスの人々はコロナウイルスの感染リスクが高く、こうした人が病院に押し寄せることで、他の患者さんやスタッフへの二次感染のリスクもあります。

     今や開店休業状態のNYのホテルを借り上げて臨時のホームレス宿泊所にしたら良いのではと思うのですが...


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