[東京 30日 ロイター] - 安倍晋三首相は30日の参院予算委員会で、新型コロナウイルスの感染拡大に対応した経済対策に関連し、「経済の状況について十分注視し、(影響が)より長引き、深まり、悪化する中においては、さらなる対応を当然判断していきたい」と述べ、追加の対策に前向きな姿勢を示した。小池晃委員(共産)への答弁。

小池氏は同日成立予定の緊急経済対策に盛り込まれた現金給付や医療支援はすでに不十分と指摘。5月6日を期限としてきた緊急事態宣言を延長するならば、追加の対策が不可欠と要請した。

(竹本能文※)