【決算分析】営業利益は「半減」。ANA・JALは生き残れるか

2020/5/1
訪日外国人数の増加や好調なビジネス需要などもあり、近年は安定した業績だった日本の航空業界が、今年は新型コロナウイルスの影響で大打撃を受けている。
全日本空輸(ANA)を傘下に持つANAホールディングス、日本航空(JAL)、北九州空港を拠点とするスターフライヤーの最新決算が4月30日に出そろい、その苦境が明らかになった。
新型コロナがいまだに収束の兆しを見せない中で、今期(2021年3月期)はさらなる業績悪化も懸念される。航空業界は今、どれだけ追い込まれて、これからどうなるのか。
最新決算のデータと、旅客数を中心にひもといていく。
Index
☑️スターフライヤー「利益300万円」
☑️3月から本格化した「搭乗者減」
☑️迫る恐怖の「ゴールデンウィーク」
☑️資金繰りが「最重要課題」に
スターフライヤー「利益300万円」