国債購入の制限撤廃でインフレへ、そして
K2 Investment 投資アドバイザー 大崎真嗣の海外投資ブログ
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注目のコメント
これで政府は国債を制限なく発行し、日銀は制限なく国債を買い取ることができるようになったわけです。
新型コロナウィルスの影響で悪化していく経済を下支えするためには仕方ないですが、ついに日本銀行も、FRBに追随して一線を越えてしまったわけですね。この先どうなっていくのでしょうか。
ただ、日本円にしろ米ドルにしろ、大量に通貨を刷ることで、物との需給のバランスにおいて、ますます通貨の価値が下がっていくことは間違いないです。
このブログでも、現在の金融システムはいずれ維持できなくなるから、資産の一部は現物の金を保有するように案内しておりますが、日本円だけで保有している方は、本当に気をつけておいてくださいね。
時代は違いますが、第二次世界大戦による戦費を確保するために国債が乱発されますが、これらの国債は日銀引受となっています。
その後、日本は敗戦を迎えて、消費財の不足や終戦処理費などによる巨額な財政支出によって、激しいインフレに見舞われました。
そこで、政府は1946年2月、インフレの進行に歯止めをかけるために、金融緊急措置令および日本銀行券預入令を公布し、預金封鎖と新円切り替えを実施するわけです。